こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
3月に入り、まだまだ肌寒い季節が続きますが春服も気になる今日この頃。
お店を覗くと、今回のトレンドの春服がいち早く店頭に並んでいました。
どれもおしゃれだなと思いながら見ていると、シンプルなデザインの白シャツが目に止まりました。
どうやらオーガニックコットンを100%使用したサスティナブルな物なのだとか。
現代のファッション業界ではアップサイクルなどのSDGsの考えに則った取り組みを積極的に取り入れています。
(アップサイクルについて以前に紹介しているので気になる方はこちらから)
【コラボレーションの力】新たな価値を生み出す『アップサイクル』とは
https://an-staff.hatenablog.com/entry/2022/01/24/121817
オーガニックコットンは環境に配慮し、地球に負担のかからない素材の一つです。
今回はこのオーガニックコットンについて紹介していきます。
◇オーガニックコットンとは
環境にやさしい栽培方法で育てられたコットンのことをオーガニックコットンといいます。通常のコットンと比べて、農薬や化学肥料の使用量が大幅に減らして栽培されます。
参考:https://ethicame.com/shop/information/organic05
それにより、水や土壌の汚染を軽減することができ、肌に触れる製品に多く利用されています。
実は通常のコットンは、農薬や化学肥料の残留物が残っていることがあるため、肌が敏感な人やアレルギーを持つ人にとっては、肌トラブルの原因になりやすいのだとか。
また、オーガニックコットンは環境にやさしいというだけでなく、農薬や化学肥料を使わない栽培方法を選択することで、生産者の労働環境にも配慮しています。
ただ、オーガニックコットンは通常のコットンに比べて生産コストが高くなる事から、収穫量が少なく通常の製品よりも高価であることがあります。
しかし、現在はSDGsの考え方が広まったことにより、衣料品や寝具などの製品に使われることが多くなってきました。
まさに環境に配慮する消費者からの需要が高まっていることを表しているのでないかと思います。
ちなみに、オーガニックコットン製品には世界的に基準が定められており、それぞれに特定のマークがついています。
それは、世界共通のオーガニック繊維基準である「GOTS(Global Organic Textile Standard)」です。
参考:https://jsl.life/learning/gots/
このオーガニック認証を受けた原料の使用量は70〜100%と定められ、生産から販売までの全工程(トレーサビリティ)を追跡できることが保証されます。
購入の際はぜひ参考にしてみてください。
◇未来を変える!人と環境にやさしいオーガニックコットン
環境だけではなく、生産者の命を守ることにもつながるオーガニックコットン。
「オーガニックコットンは高い」というイメージがある方も、コットン栽培に関する問題やオーガニックコットンの重要性を知ることで、値段以上の価値を感じるのではないでしょうか。
「安いから」「デザインが好きだから」だけではなく、原料に隠された背景にも注目して買い物をしてみてはいかがでしょうか。
あなたの一つひとつの選択が未来を変える力になります。
では、また次のブログで。
引用先:https://ethicame.com/shop/information/organic05