こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
アロマを取り扱う「株式会社やわら香」さんと株式会社ANがコラボし、トークイベントを開催しました。
やわら香さんといえばアロマですよね。
「株式会社やわら香」さんは、屋久島から4人で会社を立ち上げ、現在では1人で経営されています。
◆会社を立ち上げた理由
・アロマとの出会い
代表取締役である「渡辺優子」さんは、初めはアロマとは全く関係のないデザインの仕事をされていました。
しかし、デザインの会社員の仕事を頑張りすぎて体調を崩してしまったそうです。
体調を整える方法の一つとして「アロマのボディトリートメント」を受けてみたところ、自然の力を借りて体を整えていくことを提供する仕事がこの世にあることを知りました。
「これを身につけて健康であれば引退はないと思った。元気なおばあちゃんで身体もケアが出来るって素敵だな。」と思いました。
そこから自然の力を借りて体を整えることができる「アロマ」に興味を持ち、当時の「アロマ」の師匠に学び始め勉強していったそうです。
・社員ではなく、起業を選択
起業した理由としてこの3つのことをおっしゃっていました。
⚪︎自分が働いている自分が好き
⚪︎最初から最後まで見届けたい、全体が見れる
⚪︎親の影響で、仕事をし続けたい
母が結婚と同時に仕事を辞められて、あのとき辞めなきゃよかったなと小さい頃から聞いていたので仕事をし続けたいなと思っていたそうです。
さらに、自分は働いている自分が好きで、仕事を最初から最後まで見届けたいという想いもあったところから起業を選択されました。
さらに、起業をした方が幸福感とか自分を好きでいられる要素が多いのだとか。
◆屋久島の魅力
・植物や人の多様性に惚れる
屋久島が世界遺産になって30周年。
渡辺さんは、移住して12年目になるのですが、屋久島は主に登山に来る人が多いだけで、世界遺産になる前までは、観光客で賑わう場所ではなかったそうです。
屋久島で有名なのは、太い杉ではなく、九州で一番高い山。
高低差がすごくあるため、日本の植物の種類が¾も存在しているそうです。
そのことから植生の珍しさで屋久島が世界遺産となっています。
その植生や素直に生きている人たちに渡辺さんはぐっときたそうです。
・屋久島の水は、アロマにとって最高品質
屋久島の水は、アロマの精油を作るときにとってもいい品質なのだとか。
魚が住めないくらいとても水が綺麗なのだそうです。
屋久島の水は循環が早く、海の水が蒸発して、雨になって山から水がろ過され降りてきます。
このサイクルが約24時間で行われているため、魚もプランクトンも住めないくらい綺麗な水になっています。
香りを作るときには大量の水を使って蒸すので
水の恩恵がすごく大きいのだそうです。
そのため湿度が高く、冬でも静電気が起こらないのだとか。
366日のうち365日雨と言われており屋久島に行く際には傘が必要ですね。
・屋久島の木の間伐材を使って、アロマ製造
やわら香さんのアロマには、屋久島の杉の木の間伐材が使われています。
元々、アップサイクルSDGsをやろうとしていた訳ではなさそうでした。
戦争終了後に、建造物立て直しのために硬くて丈夫な杉の苗を植えていたのですが、現在の家ではコンクリートなどで中々木を使用しないため、杉の木が中々伐採されず残っているそうです。
当初の会社の理念のもと軸をぶらさないように屋久島の杉を間伐して作っています。
さらに、間伐してさらに残ったところを使用して香りを作っているのだとか。
副産物を活かしゴミを出さない物作りを目指されています。
やわら香さんのこだわりが見えますね。
◆これからのやわら香として
現在、眠りに対して悩んでいる方が性別とか年齢関係なく多い世の中で、やわら香さんが開発したおまじないスプレーがあります。
おまじないスプレーは、いい眠りを取るために使用する商品。
昼寝に使って短い時間で深く眠りたい人にもおすすめだそうです。
屋久島は、いつもの自分のスピードをずらすのにいいところ。
これを形にしていけば屋久島から受けた恩をお返しできる。
この商品を元に、屋久島に繋がる入り口にしていきたいとおっしゃっていました。
とても屋久島に対する想いが込められていますね。
これからもトークイベントを発信していきます。
それでは、また。
株式会社AN
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