【SDGs】廃棄物を減らす!?高性能なステンレスボウル

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

一昨日新しい料理にチャレンジしてみました。新しい料理にチャレンジしようとすると器具がないだとか調味料がないだとかあたふたする経験があり、様々な用途で使用できる器具がないのかなと思うことがあります。

色んな用途で使える器具といえばボウル。

 

皆さんも料理をするときにボウルを使用することが多いと思います。

卵を溶いたり、具材を混ぜたりするときに使用しますね。

 

新機能が備わった新しいボウルが『Aile-Ange』会社から販売されました。

◆『Aile-Ange』

 

『Aile-Ange』は、輸入代理店として海外の商品を輸入し販売している会社です。

海外メーカーとの共同開発を通じてブランドの商品もプロデュースしています。

 

『Aile-Ange』はキッチン用品などを取り扱っており、今回SDGsなステンレス製「Cuitisanボウル」を販売しました。

「Cuitisanボウル」は、ステンレス製品の良さである軽くて丈夫な特性と抗菌仕様を持ったまま電子レンジ、オーブンでも使用できる製品です。

 

◆環境問題に貢献する「Cuitisanボウル」

 

「Cuitisanボウル」は、世界33か国で累計130万個以上売れている人気製品。SDGsの目標である「持続可能な生産消費形態を確保する」の1「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」に該当する商品です。

 

「Cuitisanボウル」は、ステンレスボウルでありながらオーブンにも様々な用途で使用できる商品になっており、なんと耐久性は40年もあるようです。

 

「Cuitisanボウル」のステンレスボウルを買えば使い分けるために無駄なガラス製やプラスチック製のボウルを買わずに済みますし、耐久性もあるので人生を通してボウルを捨てる回数も減ると思うので環境に貢献できますね。

 

◆「Cuitisanボウル」の魅力

 

ステンレス製のボウルは、電子レンジやオーブンで使えないといった調理工程における課題がありましたが、CROMOSTEELという特殊なステンレス素材を開発したことで、電子レンジでもオーブンでも使用できるようになりました。

 

引用元:https://straightpress.jp/20221008/768163

 

さらに「Cuitisanボウル」は、世界レベルの厳しい検査機関で認められた高い安全性。汚れがたまりにくく設計された優れたデザイン性が魅力。また、抗菌仕様で冷蔵保存も可能となっており食洗機使用も可能です。

 

機能性がとても多く、プラスチック製やガラス製のボウルにはない魅力がありとてもいい商品ですね。

 

◆さいごに

 

今回は、「Cuitisanボウル」についてお話ししました。「Cuitisanボウル」は画期的でオーブンにも対応したボウルで、今までになかった性能が備わっています。さらにSDGsという面でも40年間耐久性があり、廃棄物の削減、防止に貢献しているなと思いました。

「Cuitisanボウル」のような製品が増えることで、廃棄物を減らしていくことが可能だなと思いましたので、私自身もSDGs製品を購入して環境問題に貢献していきます。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://straightpress.jp/20221008/768163

 

株式会社AN

https://an-k.co.jp/home/)

【これであなたもSDGsマスター!?】「サスティナブル」と「エコ」の違いを知り具体的なサスティナブルアクションをとっていきましょう♪

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

「エコ」という言葉は以前からよく聞いていましたが、最近では「サスティナブル」という言葉を多く聞くようになってきました。

普段からよく耳にするようになってきたものの、皆さんは「サスティナブル」と「エコ」の違いをご存じですか?

 

そこで今回はこちらの違いについて解説し、企業や個人ができる取り組みについてご紹介します。

https://dime.jp/genre/1048697/

 

〇サスティナブルとエコの意味は

サスティナブルは直訳すると「持続可能な」という意味になります。 

2015年に開催された国連サミットで掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」をきっかけに、この言葉が浸透しました。

一般的に環境や社会、経済成長に配慮した意味として使われることが増えています。

例として挙げますと、これまでご紹介してきたアップサイクルを用いた「サスティナブルファッション」や環境問題の一つとして上げられる食品ロスを減らす「サスティナブルフード」などがあります。

「未来へ豊かな環境を残すため」「一人ひとりが自分らしく生活し続けるため」など、「豊かな未来を目指す」意味があります。

 

エコは「ecology」という英語の略称で、生態学という意味から派生して

現在では主に「自然保護」や「環境配慮」などという意味で使われることが多くなっています。

例としてはプラスティックの削減につながるエコバックや資源節約に貢献しお得になる

エコ割などがあります。また、エコはeco-friendlyという言葉もあるように、「環境に優しい」という意味で使われることが多いです。

 

ではこの2つを比べてみましょう。

どちらも、これからの未来のためにプラスとなる行動という共通点があると感じます。

ただ「エコ」は主な意味が環境に重きを置かれているのに対し、「サスティナブル」は環境だけではなく、

社会や経済についても関わっているといえます。

https://komeru.komehyo.co.jp/463

 

〇サスティナブルな企業の取り組みとその理由

この数年で、企業は持続可能な経営やSDGsについて考えるようになりました。

その理由としてここでは2つ挙げます。

 

①企業の社会的信頼の構築

サスティナブルな取り組みを積極的に行うことで消費者や投資家からの社会的信頼を得ることができます。

環境問題や社会的問題に取り組むことで好印象を与え、サスティナブルな取組みは、消費者との信頼関係を築くだけではなく、多様な人材確保にもつながるため、企業にとってのメリットが大きいものとなります。

 

②市場拡大

2017年に、GPIF(年⾦積⽴⾦管理運⽤独⽴⾏政法⼈)がESG投資に1兆円規模の投資を決め、大きな注目を集めました。

これは、環境問題や社会問題の解決を経営に取り⼊れることが、企業の市場拡大になることを意味し、課題解決のために⽣まれる新規事業や新たなターゲット層の獲得に期待できるからです。

 

https://komeru.komehyo.co.jp/463

 

〇企業や個人が取り組むエコやサスティナブルなアクション

では具体的にどのような事に取り組めば良いのでしょうか。どこかでSDGsと聞くと、自分には関係ないかなと感じる方もいるかもしれません。

そこで、今回は身近に取り組めるエコやサスティナブルなアクションを紹介します。

 

①節電・節水

エネルギー資源の節約は、とても大切です。

限りある資源を無駄遣いせずに未来へ残していくことは重要だと私は思います。。

例えば家事や生活の中で無駄な電気や水を使っていないかもう一度見直す事で地球環境への貢献につながるはず。

また、企業においても生産過程で電気や水を必要以上に使用していないか確認することは重要です。

地球環境のことを考えて、再生可能エネルギーへ切り替える企業も増えています。

 

②公共交通機関の利用

公共交通機関の利用も手軽にできる行動の一つです。

自動車の使用回数が減ることは、温室効果ガスの排出量の削減につながり、地球温暖化を防ぐことにつながります。

可能な限り、徒歩や自転車、バスや電車などの公共交通機関を使うことはエコでサスティナブルなアクションといえるでしょう。

 

〇まとめ

今、現代社会に求められることは、目先ではなく未来を考えた行動です。

世界で起こる深刻な社会問題に目を向け、解決のためにできる取り組みをする事が、個人や企業に求められています。

私自身もこれからの未来に向けて、まずは普段の生活の中からエコでサスティナブルなアクションに変えていきます。

 

では、また次のブログで。

 

公式HP:https://an-k.co.jp/home/

参考:https://dime.jp/genre/1048697/

   https://komeru.komehyo.co.jp/463

   https://mirasus.jp/sdgs/consumption-production/4150

【エシカル素材】シューズやバックの購入が環境保護になる会社『8000kicks』

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

先週の3連休のうち友達とハイキングをしに行く機会がありました。私はハイキングに行くことがあまりなかったため登山用バックの代わりに普通のリュックサックを使用してハイキングを楽しむことにしました。

 

 

途中で少し転んでしまったのですが、とても気分転換になる1日になりました。

 

転んでしまった時にリュックが汚れてしまったのですが、元々長年使用してきたものなので買い替えようと思いました。

 

現在私はSDGsエシカルなど、環境にいいものを選択していこうと思っているので何かないか探してみると、環境にいいブランド『8000kicks』の製品「Hemp Backpack」を発見しましたのでご紹介させていただきます。

 

環境保護と高性能スニーカーの両立を目指すブランド

 

『8000kicks』とは、環境保護と高性能スニーカーの両立を目指すブランドです。

世界で初めて100%ヴィーガンの強度のある麻(ヘンプ)素材で作ったシューズ「Explorer」を開発しました。

Explorer」は水滴に強く、早く乾き、撥水性に優れたシューズでアクティブな人や探検家にとって、どんな環境であっても対応できる最高のエシカルシューズとなっているようです。

 

◆自然素材のエシカルバックを選ぶ

 

スニーカーブランド『8000kicks』が開発した「Hemp Backpack」はスニーカーと同じようにサティバの枝を原料とする天然ヘンプ(麻)を使用しています。

ヘンプは紀元前8000年から使用されている自然素材で、頑丈さとしなやかさが特徴です。

さらにコットンやポリエステルと比べて二酸化炭素の排出量が少ないことも特徴です。

 

引用元:https://www.lifehacker.jp/amp/machi-ya-hemp_backpack-start/

 

「Hemp Backpack」は、通気性の良さや長時間背負っても疲れにくい設計となっており、

水がかかっても中身が濡れないとのこと。

最大30Lまでサイズアップが可能となっており汎用性があって使いやすそうに見えます。

 

◆さいごに

 

今回紹介した8000kicksでは、商品が1つ注文されるごとに木を1本植えるという取り組みをしているそうです。

積極的に環境問題に取り組んでいっているエシカルな会社の商品を選んでいくことこそが私たちにとって出来ることの1つではないのかと思っています。

バッグを買い替えるタイミング。どうせ買い替えるのであれば環境によいバックを選択してみても良いのではないでしょうか?

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://www.lifehacker.jp/amp/machi-ya-hemp_backpack-start/

 

株式会社AN

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【サスティナブルな古着】新しい消費循環“足さないモノづくり”とは

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

9月後半になり、肌寒い日が続いていますね。

 

そろそろ衣替えの時期であるため、先日新しい服を買いました。

衣替えの度に服を買う人も多いのではないでしょうか?

私は、着なくなった服を捨てるか古着として売って処分することが多いです。

 

 

私のように定期的に服を処分している人も多いと思いますが、年間で服はどのくらい捨てられてしまうかご存じですか?

 

◆年間約100万トン廃棄されている

 

現在、日本における衣類廃棄量は年間約100万トンと言われています。枚数に換算すると33億着。服の半分は焼却処分されています。

 

その理由とは、

・低価格の衣料品を短いサイクルで大量生産・販売する業態の流行していること

・衣類の種類自体が増えていること

・試着の際に使われた商品などが売れ残ること

などが原因だと言われています。

 

 

確かに近年安い服のブランドが多いですし、種類自体が増えていき売れ残った商品が廃棄されているのも頷けます。

 

そのような古着を捨てず新たな服へ生まれ変わらせる新しいブランド「ROLE YOURS」が始動しました。

 

◆古着に抗菌・防臭等の新たな“機能”を付加

 

新しいブランド「ROLE YOURS」は、回収した古着に抗菌・防臭等を付加。さらに古着の表裏をひっくり返し、縫い目を外側にしています。

赤ちゃんの服の構造から着想を得ており、なんと肌あたりが滑らかになるのだそうです。

 

『臭いがつかない』機能と『肌あたりをよくする』デザインになっています。

 

古着への二次的な後付け加工は前例がない新しい取り組みなのだそうです。

 

つまり、回収した古着そのものに加工を施すため、新たに布などの原材料を追加しなくていいということなんですね!

 

余分な資源を“足さず”、新しい商品を“作る”過程は斬新で画期的です。

 

◆使い手を中心に考えるブランド

 

新しいものを出しているようで足していないこのブランド「ROLE YOURS」の服は、消費者の生活に寄り添う機能的な服作りを行っています。

 

『使い手のために』作ってきたモノづくりを『使い手側にも、役割を考えてもらいたい』という想いを込め「ROLE YOURS」と名付けられました。

 

本プロジェクトで掲げている『足さないを、つくる』を“+0”という記号。

展覧会DMや会場でのキャプションに使用する紙にも配慮をされており、テスト印刷用として廃棄を前提に刷られる大量の『ヤレ紙』を工場で回収し、上書き印刷しています。

 

キャプションの紙までも「+0」を意識した作りになっているんですね。

 

この「+0」のロゴデザインは、加工後の服にワッペンとして貼り付けられています。

 

◆さいごに

 

今回、新しいブランド「ROLE YOURS」を紹介しました。現在、年間約100万トンと捨てられている服をもう一度使用していくには必要なブランドだと思います。

 

私たちにできることは、服選びだと思います。できるだけ長く使える服であったり、焼却された時に環境に良いようなサスティナブルな服を選ぶこと。私自身もサスティナブルな服を使用していきます。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000046661.html

 

株式会社AN

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【SDGs】自然や人に優しい環境保全米を食べよう

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

先週、親から仕送りとしてお米が届きました。

届いたお米は本当に美味しく、親にはいつも感謝しています。

 

お米は昔から日本人が主食として食べられてきたものですが、現代ではパンや麺類などを主食にする人も増えているようです。

 

2021年の調査で農林水産省によると米食の割合が41.1%と最も多く、次いでパン食18.7%、麺類14.1%、「その他」(おかずのみや、フルーツやお菓子主体の食事)10.3%とのこと。

男女別では、男性は比較的パン食、麺類が多く、女性は米食が多い傾向があるようです。

 

SDGsが注目されている昨今、、主食にする人が多いお米もSDGsのものを選びたいですね。

 

SDGsのお米として環境保全米というものがあります。

今回は、環境保全米についてお話ししていきます。

 

◆農業は環境に良くない?

 

 

お米を作る農業は、畑も水田も自然に構築されることはなく、作物は人為的な選抜・交配を繰り返して今日の形質に進化してきました。畑を開墾すればその地の生態系は破壊され、人間の手で本来そこになかった資源や生物が運び込まれます。

 

森を切り拓き、草原を切り拓く、まずこのことが環境の破壊につながります。自然環境を破壊しなければ、畑というものはできないのです。

 

しかし、畑や田んぼが出来た事象は変えられないので、これからどうするべきかが必要だと感じます。

 

私たち消費者は、SDGsの観点で作られた環境保全米を消費していくのがいいのではないかと思います。

 

環境保全米とは

 

環境保全米」は、環境保全型の生産方式でつくられたお米です。

地域の生態系や景観を守ることや、地球温暖化抑止などの目的がセットになっているのが特徴。

 

 

例えば、みやぎの環境保全米があります。

みやぎの環境保全米は、農薬や化学肥料の使用量を半分以下に抑えることで、環境と人にやさしいお米づくりを行っています。

農薬や化学肥料の使用量を減らすことで、栽培している地域の環境(水・土など)への負荷を軽減させ、きれいで豊かな生態系の維持に貢献しているようです。



◆さいごに

 

農業は私が思っていたより、環境問題が出てくることがわかりました。畑や田んぼを作ることが森林を伐採すること、土壌を変化させてしまうことになり、それが環境破壊に繋がっています。環境のために私たちができることはSDGsに貢献できるものを選択することだけだと思っています。国全体が環境に良いものを選択することで、米などを生産している生産者も今回の例であった様に、環境保全米に変えていくような気がします。

私自身もどのようなものがいいのかと自分で選択して購入します。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://smartagrifood.jp/?mode=f147

 

株式会社AN

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【SDGsに貢献】くら寿司の魚乱獲対する取り組みや出張授業

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

先日友達につれられて、お寿司を食べにいくことになりました。久しぶりの寿司でしたので少し多く食べてしまいました。

 

寿司の大手チェーン店といえば、くら寿司などがありますね。

 

大手チェーンのくら寿司は現在SDGsに取り組んでいます。

くら寿司の取り組みは、海への環境問題や乱獲などの課題に対して行われています。

◆現在の海の状況はどうなの?

 

現在、世界では水産資源の乱獲が問題となっています。

国連食糧農業機関(FAO)の発表では、世界の水産資源の3分の1が獲りすぎの状態なのだそうです。

 

漁獲枠に余裕があるのはわずか10%未満。持続可能な水産資源に頼る世界の数千万人の生活を脅かしていると言われています。

日本だけだと2019年の時点で世界の平均を上回る50%が獲りすぎの状態にあります。

 

しかし、日常で過ごしていると魚が減っていっていることに気づきにくいかもしれません。養殖業に力を入れ始めたことや、輸入品に頼っていることなどが原因であるそうです。

 

くら寿司が取り組むSDGs

 

くら寿司は、この限られた水産資源を守るために2019年6月から「天然魚 魚育プロジェクト」をスタートしました。

大手回転寿司チェーンでは初めての取り組みです。

漁業の際に未成魚という魚の子供が一緒にかかることがあります。魚の子供は無料同然で市場で売買されるか、海に戻してもその多くが他の魚や鳥に食べられてしまうのだとか。

くら寿司はこの未成魚を寿司ネタにできるサイズまで育て、最終的には商品価値の高い成魚として出荷しています。

魚を養殖していくのにも、当たり前ですが餌が必要となります。

現在、養殖魚の餌の高騰による魚価の変動、また水産資源の管理や海洋環境の保護が注目されるためくら寿司は、国産天然魚の食べられない部位を活用する「さかな100%プロジェクト」をスタートしました。取り組みとして魚の約40%にあたる骨やアラといった食べられない部位を魚粉にし養殖魚餌にしています。

海の資源を余すところなくお客様に提供したいという思いから生まれました。この取り組みで業界初の「循環フィッシュ」が生まれました。

 

「循環フィッシュ」が増え、餌を完全に賄えるようになるといいですね。

 

◆子供達にも伝えるくら寿司

 

9月2日にくら寿司は、“低利用魚”をテーマとした出張授業を小学生に向けて開催しています。

 

未来を担う子どもたちと一緒に世の中の様々な課題解決に向け、ともに考え成長したいという思いから開催されています。

 

SDGs学習に特化した出張授業は、大手回転寿司チェーンでは初めての試みで、今海で起こっていること、食の現場で起こっていることを映像や模型を利用して学びます。

 

お寿司屋さん体験ゲームをして何のネタにどのくらい注文が入るかを予想して「作る側」「食べる側」を体験。食べられた寿司皿の枚数を競ったそうです。

ゲーム終了後は、食べられずに余ってしまった寿司(サンプル)を使って「食品ロス」について考えます。

 

自分達の食に関するものなので子供達も考えさせられる内容ですね。

 

◆さいごに

 

海の幸の乱獲などの問題がある状況で、くら寿司が初めて業界初の取り組みをしています。

 

SDGsに率先して取り組む姿が素敵です。

 

養殖が進み私自身も乱獲問題が解消されていっているという思い込みがありましたが、実は魚が減っていっていることを記事を読んで知りました。

記事や会社がどのような取り組みを行なっているか知ることによって自分の知らなかった今の環境を深く知る機会になります。

今後も知ることによって私自身も現状の問題についてわかることがあり、個人としても出来ることがあるので調べていこうと思います。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://www.kurasushi.co.jp/mirai/sdgs.html

https://www.ssnp.co.jp/foodservice/486646/

 

株式会社AN

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【トークイベント】株式会社ミヤモリ代表取締役宮森専務より聞いたネルコッチャへの想い

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

8月30日に富山県に本社を置く株式会社ミヤモリの代表取締役専務である宮森穂さんとのトークイベントを開催しました。

今回は宮森専務が手がけるブランドの「Nercoccia(ネルコッチャ)」について、ブランド誕生までの背景や、現在取り組まれていること、今後のビジョンについて詳しく伺い、SDGsに貢献していくことへの重要性についてお伺いしました。
対談は終始とても和やかな雰囲気で進み、私たちスタッフも改めてSDGsの理解を
深める機会となりました。
そこで本日はこちらのトークイベントについて詳しくご紹介していきます。

◇株式会社ミヤモリについて
株式会社ミヤモリは1966年に創業以来、陸上競技・テニス・スキー・水泳などの
スポーツウェアなどを生産する縫製業をメインに「Made in Japan」の精神の元
半世紀以上続く企業です。
ではなぜこれまで縫製業を生業としてきた株式会社ミヤモリが新たな分野である
化粧品事業に取り組もうと考えたのか。
それは、地元である富山県をもっと盛り上げたいという宮森専務の想いから
誕生しました。

◇想いを紡ぐネルコッチャの誕生
ネルコッチャが生まれた富山県小矢部市は繊維の町と呼ばれ、
繊維産業が盛んに行われていました。
この繊維産業をより盛り上げていこうという想いから、
地元の企業が集まり今から5年ほど前にそれぞれがブランドを立ち上げることと
なったそうです。
そこで株式会社ミヤモリは新たなブランドの立ち上げの際、繊維とは他に
日本一の生産量を誇っているハトムギに着目し、ネルコッチャが誕生しました。

このネルコッチャとは富山県の方言で「お休みなさってください」という意味で、
ネルコッチャが皆様の暮らしの中で、愛される存在となれますようにという願いが
込められているそうです。

ハトムギは古くから日本で親しまれており、穀物の中でもタンパク質である
アミノ酸が最も効率よく含まれている事で有名です。
そのため美容や健康に良いとされ、化粧品やスーパーフードとして
利用されることが多いです。
今回のイベントでは実際にハトムギの実物を宮森専務に見せていただきました。

このハトムギを食用として利用する際にでてくるぬかから抽出した油を衣類や化粧品に配合しています。
このぬかはこれまで家畜の飼料として利用するか、廃棄していたそうです。

そこで他になにか利用方法があるのではと考えた宮森専務は、地元のJAがハトムギ
ぬかより油を抽出する技術を確立した事を聞きつけ、元々廃棄する予定だったぬかを
再利用し化粧品へと生まれ変わらせました。
これはSDGsへの貢献として、本来捨てるものであったハトムギを再利用し、資源として活用する「アップサイクル」の取り組みといえます。

ぬかから油を抽出する方法は化学的な製法が一般的となります。
ですがネルコッチャでは、社内に搾油する設備を設け、直に搾ったハトムギぬか油の
精製に挑戦していると宮森専務よりお伺いしました。

この直搾油製法で抽出される油はとても希少で、通常の製法と比べ抽出量は
かなり少ないそうです。

ではなぜこの直搾油製法に挑戦しているのか。
それは、自然で身体に良いものを皆様に届けたいという宮森専務の想いから
きています。
直搾油製法で抽出されるハトムギぬか油は濃度が高く、より自然で身体に優しいもの
となり、そのぬか油を使ってより品質の高い製品づくりに活かしています。

◇株式会社ミヤモリが取り入れる「アップサイクル」と商品への想い
株式会社ミヤモリでは、紹介したネルコッチャに加え、主事業である縫製事業に
於いても地球環境へ貢献する「アップサイクル」の考え方を大切にされています。
以前にもこのブログで「アップサイクル」についてご紹介しているので詳しく
知りたい方はこちらをご覧ください。
https://an-staff.hatenablog.com/entry/2022/01/24/121817

簡単に言うと、「アップサイクル」とは本来は捨てられるはずの製品に
新たな価値を与えて再生することです。

宮森専務は限りのある資源をどうすれば最大限活用できるのか、常に考え商品の開発に取り組まれています。

その取り組みの一つに服の裁断の際にでる裁断片を利用したアップサイクル事業です。株式会社ミヤモリでは年間22トン強の裁断片が出ているそうです。
それを利用し、裁断片をつなぎ開発した商品が写真のかわいいクマのぬいぐるみです。

他にも裁断片から炭を精製したとの事。
もし株式会社ミヤモリから出ている裁断片すべてを固化した場合
約664本分の木が年間に吸収するCO2量の削減につながるそうです。

お話をお聞きする中で、自由で柔軟な発想をもちながら商品開発に取り組まれており、何より話されている宮森専務の人柄や一つ一つの出会いを大切にされている考え方などがすごく印象的でした。

◇株式会社ミヤモリ 今後のビジョンと展望
最後に株式会社ミヤモリの今後のビジョンを伺い、大切にされている
”3つのサスティナビリティ”について宮森専務からお話しをいただきました。

1.事業におけるサスティナビリティ
提供する製品、サービスで社会に持続的に貢献できるように事業基盤の構築を進める。

2.環境におけるサスティナビリティ 
ウエアーのロングライフを目指し、リペア、リメイク、アップサイクル事業を
推奨する。
工場における廃棄物のリサイクル100%、太陽光パネル設置、工場内証明のLED 化、
学校体操服の回収。

3.子供たちの成長におけるサスティナビリティ 
我々の未来である子供たちの持続的な成長のサポートを実施。
より良い体操服を着てもらうことや、服の鉛筆などを通じてSDGsの勉強を
共に行なっていく。

宮森専務はこの3つのサスティナビリティに加え、ネルコッチャブランドの売上を
伸ばしていく事で社員の幸せとお客様の幸せに貢献したいとお話しされていました。
次世代へ繋げていくために地球環境に貢献し、成長を続け地元である富山県
地域活性に尽力されている宮森専務。
想いを体現され、挑戦し続けることで貢献する姿に想いを実現する人の在り方を
学ばせて頂く時間となりました。

当社は企業理念として、
「地球×人」「事業×人」「人×人」を掲げております。
今回お話しを伺う中で、株式会社ミヤモリ様がネルコッチャブランドを通じて大切に
している価値観や考え方と当社の企業理念は重なる部分が多くあったと感じます。

当社においても、人とのつながりと事業を通して地球環境や人の成長に貢献することを大切にしており、改めて私たちスタッフ一同も日々の仕事においてこのマインドを
意識しながら取り組もうと思いました。

こういった貴重な機会とお時間を頂きお話をお伺いできた事に
大変熱く御礼申し上げます。

今後も株式会社ANはトークイベントを通じて皆様により豊かな生活につながる情報を発信していきます。

ではまた次のブログで。

公式ブログ:https://an-k.co.jp/home/