こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
「エコ」という言葉は以前からよく聞いていましたが、最近では「サスティナブル」という言葉を多く聞くようになってきました。
普段からよく耳にするようになってきたものの、皆さんは「サスティナブル」と「エコ」の違いをご存じですか?
そこで今回はこちらの違いについて解説し、企業や個人ができる取り組みについてご紹介します。
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〇サスティナブルとエコの意味は
サスティナブルは直訳すると「持続可能な」という意味になります。
2015年に開催された国連サミットで掲げられた「SDGs(持続可能な開発目標)」をきっかけに、この言葉が浸透しました。
一般的に環境や社会、経済成長に配慮した意味として使われることが増えています。
例として挙げますと、これまでご紹介してきたアップサイクルを用いた「サスティナブルファッション」や環境問題の一つとして上げられる食品ロスを減らす「サスティナブルフード」などがあります。
「未来へ豊かな環境を残すため」「一人ひとりが自分らしく生活し続けるため」など、「豊かな未来を目指す」意味があります。
エコは「ecology」という英語の略称で、生態学という意味から派生して
現在では主に「自然保護」や「環境配慮」などという意味で使われることが多くなっています。
例としてはプラスティックの削減につながるエコバックや資源節約に貢献しお得になる
エコ割などがあります。また、エコはeco-friendlyという言葉もあるように、「環境に優しい」という意味で使われることが多いです。
ではこの2つを比べてみましょう。
どちらも、これからの未来のためにプラスとなる行動という共通点があると感じます。
ただ「エコ」は主な意味が環境に重きを置かれているのに対し、「サスティナブル」は環境だけではなく、
社会や経済についても関わっているといえます。
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〇サスティナブルな企業の取り組みとその理由
この数年で、企業は持続可能な経営やSDGsについて考えるようになりました。
その理由としてここでは2つ挙げます。
①企業の社会的信頼の構築
サスティナブルな取り組みを積極的に行うことで消費者や投資家からの社会的信頼を得ることができます。
環境問題や社会的問題に取り組むことで好印象を与え、サスティナブルな取組みは、消費者との信頼関係を築くだけではなく、多様な人材確保にもつながるため、企業にとってのメリットが大きいものとなります。
②市場拡大
2017年に、GPIF(年⾦積⽴⾦管理運⽤独⽴⾏政法⼈)がESG投資に1兆円規模の投資を決め、大きな注目を集めました。
これは、環境問題や社会問題の解決を経営に取り⼊れることが、企業の市場拡大になることを意味し、課題解決のために⽣まれる新規事業や新たなターゲット層の獲得に期待できるからです。
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〇企業や個人が取り組むエコやサスティナブルなアクション
では具体的にどのような事に取り組めば良いのでしょうか。どこかでSDGsと聞くと、自分には関係ないかなと感じる方もいるかもしれません。
そこで、今回は身近に取り組めるエコやサスティナブルなアクションを紹介します。
①節電・節水
エネルギー資源の節約は、とても大切です。
限りある資源を無駄遣いせずに未来へ残していくことは重要だと私は思います。。
例えば家事や生活の中で無駄な電気や水を使っていないかもう一度見直す事で地球環境への貢献につながるはず。
また、企業においても生産過程で電気や水を必要以上に使用していないか確認することは重要です。
地球環境のことを考えて、再生可能エネルギーへ切り替える企業も増えています。
②公共交通機関の利用
公共交通機関の利用も手軽にできる行動の一つです。
自動車の使用回数が減ることは、温室効果ガスの排出量の削減につながり、地球温暖化を防ぐことにつながります。
可能な限り、徒歩や自転車、バスや電車などの公共交通機関を使うことはエコでサスティナブルなアクションといえるでしょう。
〇まとめ
今、現代社会に求められることは、目先ではなく未来を考えた行動です。
世界で起こる深刻な社会問題に目を向け、解決のためにできる取り組みをする事が、個人や企業に求められています。
私自身もこれからの未来に向けて、まずは普段の生活の中からエコでサスティナブルなアクションに変えていきます。
では、また次のブログで。
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