こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
先週、親から仕送りとしてお米が届きました。
届いたお米は本当に美味しく、親にはいつも感謝しています。
お米は昔から日本人が主食として食べられてきたものですが、現代ではパンや麺類などを主食にする人も増えているようです。
2021年の調査で農林水産省によると米食の割合が41.1%と最も多く、次いでパン食18.7%、麺類14.1%、「その他」(おかずのみや、フルーツやお菓子主体の食事)10.3%とのこと。
男女別では、男性は比較的パン食、麺類が多く、女性は米食が多い傾向があるようです。
SDGsが注目されている昨今、、主食にする人が多いお米もSDGsのものを選びたいですね。
今回は、環境保全米についてお話ししていきます。
◆農業は環境に良くない?
お米を作る農業は、畑も水田も自然に構築されることはなく、作物は人為的な選抜・交配を繰り返して今日の形質に進化してきました。畑を開墾すればその地の生態系は破壊され、人間の手で本来そこになかった資源や生物が運び込まれます。
森を切り拓き、草原を切り拓く、まずこのことが環境の破壊につながります。自然環境を破壊しなければ、畑というものはできないのです。
しかし、畑や田んぼが出来た事象は変えられないので、これからどうするべきかが必要だと感じます。
私たち消費者は、SDGsの観点で作られた環境保全米を消費していくのがいいのではないかと思います。
◆環境保全米とは
「環境保全米」は、環境保全型の生産方式でつくられたお米です。
地域の生態系や景観を守ることや、地球温暖化抑止などの目的がセットになっているのが特徴。
例えば、みやぎの環境保全米があります。
みやぎの環境保全米は、農薬や化学肥料の使用量を半分以下に抑えることで、環境と人にやさしいお米づくりを行っています。
農薬や化学肥料の使用量を減らすことで、栽培している地域の環境(水・土など)への負荷を軽減させ、きれいで豊かな生態系の維持に貢献しているようです。
◆さいごに
農業は私が思っていたより、環境問題が出てくることがわかりました。畑や田んぼを作ることが森林を伐採すること、土壌を変化させてしまうことになり、それが環境破壊に繋がっています。環境のために私たちができることはSDGsに貢献できるものを選択することだけだと思っています。国全体が環境に良いものを選択することで、米などを生産している生産者も今回の例であった様に、環境保全米に変えていくような気がします。
私自身もどのようなものがいいのかと自分で選択して購入します。
それでは、また。
参考サイト
https://smartagrifood.jp/?mode=f147
株式会社AN