こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
有名なスポーツの一つである野球。
野球界で消費される木製バットは、なんと国内だけでも約10万本。
消費量と生産が多いバットは長年問題視されていたのだそうです。
ー木製バット素材の「アオダモ」の枯渇
国産の良質なバットを作るのに必要な素材である国産の「アオダモ」という木があります。
「アオダモ」からは、4〜6本しか生産できないとのこと。
「アオダモ」は、植樹してからバットとして使えるようになるまでは60年〜70年かかるそうです。
これだと全然アオダモが足りませんね😂
1本のアオダモから4つのバットが出来ていると仮定すると、国内では1年間で2万5千本のアオダモを使っていることになります。
現在は、「アオダモ」が枯渇し、輸入品に頼らなければならない状況だそうです。
長年、問題視されてきた木製バットの消費量の問題。
それを解消するために動いているのが箸専門店「兵左衛門」です。
折れたバットを年間約1万本を回収し、バット一本から5〜6本の「かっとばし」という箸を産み出しています。
とてもバットっぽいですね😊
https://ssl.hyozaemon.co.jp/nihonbo.html
この箸の売上の一部はNPO法人の「アオダモ資源育成の会」に寄付されています。
「アオダモ資源育成の会」では、木製バットの資源のアオダモの植林活動を行っています。
新たにアオダモが育ち、また野球業界で使われるといいですね。
それでは、また。
株式会社AN
参考サイト