【SDGs】日本の食品ロスの現状と解決に向けての取り組み

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

 

今日の日本は経済成長とともに発展し、世界的に見ても有数の経済大国となりました。
豊かになったことでモノがあふれ”食”に関して困ることはほとんどなくなりました。

その”食”の中で、発展とともに問題となっているのが「食品ロス問題」です。

そこで今回は食にまつわるSDGs項目12の『つくる責任・使う責任 持続可能な生産消費形態を維持する』より、「食品ロス」について紹介していきます。

 

SDGsと関わりのある「食品ロス問題」とは

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
外食の際、食べきれずに残してしまったなんてことありますか?

自宅であれば食べる分だけ調理して残りは冷蔵庫で保存するということもできますが
外食だと残してしまえばそれは廃棄されてしまいます。

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引用先:https://foodclip.cookpad.com/11290/

ではこの問題がどのようにSDGsと関わりがあるのでしょうか。

この問題はSDGsの目標達成項目の内、No.12「つくる責任 つかう責任」に関わりがあります。

ここでは、世界全体の一人当たりの食料廃棄を半減させ、生産・サプライチェーンにおいて食品ロスを減少させることが掲げられており、解決すべき項目と言えます。

 

◇日本の「食品ロス問題」の現状とは

日本の食品廃棄物などは年間2842トンあるといわれています。
その中でも食べられるのに廃棄にまわる「食品ロス」の量は年間646トン。
あまりにも大きな数字すぎてわからないので、身近なもので換算して説明します。

この数字を国民一人当たりで換算すると、なんとお茶碗1杯分の食べ物が
毎日捨てられていることになるんです。

そう考えると私たちは普段いかにもったいないことをしているかがわかります。

この「食品ロス」問題をより身近に捉えることが大切になってきます。

身近な「食品ロス」の特徴として、食べられる可能性があるのにも関わらず
廃棄してしまうことがあげられます。

例えば冷蔵庫にある賞味期限が切れている食材を皆さんはどうしますか?
おそらくそのままゴミとして捨てている事が多いと思います。

それを防ぐためにも普段から買い物の際には買いすぎない事や、買った食材を
適切な保存方法で管理するといった対策が取れると思います。

 

◇「食品ロスを防ごう」食品業界の取り組みとは

「食品ロス」に大きく関わってくるのが食品業界ですが、現在様々な企業が
創意工夫をし「食品ロス」についての対策を行っています。
ここではどのような取り組みをしていくのかを簡単に紹介します。

■味の素
2017年より、賞味期限の表示を年月日から年月に変更。
賞味期間の延長により、食品ロス削減や物流効率化への貢献。▶︎https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2018_07_04.html

■イオン
廃食油や魚のアラ、天かすのリサイクルのほか、お客さまへの食品保存容器や使い切りレシピの提案を強化。食品ロス削減の認知と意識を高めるさまざまな取り組みを推進しています。
▶︎https://www.aeon.info/sustainability/haikibutsu/
引用先:https://foodclip.cookpad.com/11290/

 

◇『SDGsと食品ロス』まずは身近なところから
ここまで日本の「食品ロス」の現状について紹介しました。
“食”という誰でも身近で関わってくる問題だけあって、私たちの普段の行動も
大切になります。
今後、食品ロスについてどのような活動ができるかも紹介できればと思います。

では。また次のブログで。

 

【参考サイト】
https://www.noharm.jp/detail/SDGs%E9%81%94%E6%88%90%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F%E3%80%90%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B7%A8%E3%80%91/31

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