こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
無印良品のSDGsの取り組みとして、服の回収ボックスを設置しています。
引用元:https://www.e-begin.jp/article/297124/#:~:text=コンセプトは“服から服,を展開しています%E3%80%82
ミツバチのキャラクターが描かれた回収ボックスで回収した服は、リユースされるかまたはリサイクルされます。
2020年の衣料廃棄物量は、国民生活センターが発表した推計によると50万トン以上もあるそうです。その中の90%以上が焼却や埋め立てによって処分されているとのこと。
衣料の廃棄物を減らしていくことは、かなり重要なことですね。
◆サーキュラーエコノミー推進プロジェクト服の回収ボックス
服を回収する取り組みが始まったのは、2010年。“服から服をつくる”をコンセプトとしたサーキュラーエコノミー推進プロジェクトが始動しました。
服の回収ボックスは、全国各地に4229箇所も置かれており世に広まっています。
2020年に回収した服からは、75%もの服をリユーすることができたそうです。
どうやら、綺麗な状態のものが多いらしく勿体無いように感じます。
リユースされなかったポリエステルの服は、分解され高品質な原料に再生されます。
・分子レベルまで分解出来る
・石油由来の原料とほぼ変わらない
ことです。
分子レベルで分解することによって、細かい異物を取り除くことが出来ますし、色素も取り出すことが出来るので、石油由来とほぼ変わらない原料のブリングマテリアルにすることができます。
◆ブリングマテリアル
ブリングマテリアルは、コットン素材に近い生地感に仕上げることができるとのことです。
実際にブリングマテリアルで作られた商品として、男性には嬉しいセットアップやパンツなどがあります。
生地の軽量さやシワにもなりにくい作り、抗菌消臭効果などの特徴があります。。
サスティナブルな原料のブリングマテリアルでここまで優良なものを作り上げることが出来るのは素晴らしい技術ですね。
◆最後に
ブリングマテリアルは、「再生原料が特別なものではなく当たり前になっている世界」を目指しているそうです。
ファッション関係なくサスティナブルな再生原料が当たり前になっていけば、地球にとってよくなるのではないでしょうか?
それでは、また。
参考サイト
https://www.e-begin.jp/article/297124/#:~:text=コンセプトは“服から服,を展開しています%E3%80%82
株式会社AN