SDGsなランドセルの素材が未来を作る

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

4月といえば入学式。出勤時にも新生活をスタートした大学生やランドセルを背負っている初々しい姿をよく見かけます。

その小学生が背負っているランドセルは、SDGsな素材になっているのもあるようなのです。

 

 

環境問題が注目されている現在。

小学生であれば、長く使用していくランドセルはさらに環境にいいものであるといいですよね。

 

今回は新しい素材で作られたランドセルについてお話ししていきます。

 

SDGsな素材のランドセルとは

 

ランドセルにSDGsな素材で出来たものが登場しています。

株式会社由利という会社が提供するSDGsなランドセルは、廃棄された漁網をアップサイクルした廃棄漁網再生ナイロンでランドセルが作られています。

 

漁網は、プラスチックで出来ているものが多く、プラスチックが自然分解されるまで600年もの年月がかかるようです。

海洋プラスチックごみのうち漁網やロープは30%ものを占めているそうです。

 

漁網やロープをアップサイクルする取り組みを意外にも実施すればかなり海洋ごみが減りそうですね。

 

◆海洋プラスチックが及す影響

 

海洋ごみによって多くの海の生物が傷ついているといわれています。

その海洋ごみのうち、92%が海洋プラスチックが生物に影響を及ぼしているのだとか。

ウミガメや鳥類などがビニール袋を食してしまったり、漁網に絡まったりすることによって命を落としてしまうこともあるそうです。

 

 

プラスチックの原料である原油の使用は、地球温暖化の主要な原因の一つだと言われています。

日本では、元々プラスチックの生産量が世界的に見ても高く、よりプラスチック削減に取り組まないといけませんね。

 

◆私たちが使っていたランドセルの素材

 

私たちが小学生の時に使っていたランドセルは、大きく3種類の素材で出来ていました。

『牛革』、『コードバン』、『人工皮革』

といったものがあります。

 

中々聞きなれない『コードバン』とは、馬のお尻の皮をなめした高級皮革なのだとか。馬一頭からランドセルのフタ2枚分しか取れない素材です。

それに比べ安価な人工皮革は、グリーンやオレンジなどカラーが豊富。軽くて安く耐水性にすぐれた素材です。

 

私が小さい頃に買ってもらったランドセルは、人工皮革だと思います。確かに耐水性はあったように感じます。

 

今回紹介したSDGsランドセルは、身体にかかる負担を軽減出来るように工夫されています。その他にも強度や耐久性といった面も持っています。

 

◆環境を整え、未来を作る

 

今回は、SDGsな新素材のランドセルについてお話ししていきました。

廃棄された海洋ごみなどをランドセルなどの素材にすることによって環境問題の解決の一歩となると思います。

今後、廃棄物がアップサイクルされた製品が増えていくといいですね。

 

一つ一つの私たちの行動が環境のいい未来に繋がっていると思うので私も自ら行動していきます。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/childcare/fqG9i

https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3776.html#section1

 

株式会社AN

https://an-k.co.jp/home/)