こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
最近、頭を使う仕事が多くなったため、糖分として甘いものを食べることが多くなりました。
コンビニに通うとお菓子がとても魅力的に見えますね。食欲の秋なので、食べ過ぎには注意したいところです。いつもコンビニや100円ショップによく置いてあるブラックサンダー。
ブラックサンダーの会社は、なんと児童労働撤廃の取り組みを行っています。
今回は、ブラックサンダーを製作した有楽製菓株式会社についてお話していきます。
◆児童労働問題の現状
世界には児童労働者が約1億6千万人いると言われています。これは世界の5〜17歳の子どもの10人に1人が労働していることになります。
世界の中で児童労働の割合がもっとも多いのは、サハラ砂漠以南のアフリカ地域です。
その割合は4人に1人となっており深刻な問題になっています。その中でカカオの産地ガーナでは児童労働の内94%がカカオ農家なのだそうです。
◆カカオ農家に支援を
こうした児童労働問題に対して解決すべく有楽製菓株式会社は、『ブラックサンダーを購入すると、子どもたちや自然を守る自立した農村作りに繋がる仕組み。』を作りました。
ブラックサンダー+支援金をつけて購入することで、カカオ農家での課題解決にお金を使用しているそうです。
カカオ農家での課題を改善することで生産・流通の健全化を進めていく独自のサステナビリティ支援プログラムなのだとか。
ブラックサンダーを購入することで、カカオ農家の生産性や児童労働問題の解決の糸口になっていくのであればWIN-WINの関係ですね。
2022年内にブラックサンダーに使用するカカオ原料を、児童労働撤廃につながる「スマイルカカオ」に切り替えるのだとか。
また、2025年までに使用するカカオ原料を全て「スマイルカカオ」へ切り替えることを目指しています。
引用元:https://www.yurakuseika.co.jp/shfc/
※サステナブルカカオ原料(スマイルカカオ)はマスバランス方式です(認証原料と非認証原料が混合されることを認める調達方法)
すでに2022年9月に原料を切り替えており、88%が切り替え済みなのだそうです。ほぼ味に変化は見られないようで、とてもすごいと思いました。
◆さいごに
今回、ブラックサンダーの製造会社の有楽製菓株式会社の児童労働問題についてお話ししました。ブラックサンダーを購入することによって現地の農家の課題解決に繋がっていくというプロジェクトをやっていることは知りませんでした。手短にSDGsにすぐ貢献出来ることだと思いますので、ブラックサンダーを購入しに行こうと思います。
それでは、また。
参考サイト
https://www.yurakuseika.co.jp/news/ブラックサンダーは子どもたちの笑顔をつなぐ-一/
株式会社AN