フェアトレードチョコレートがカカオ農家の暮らしを守る!?

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

 

2月に入り、より一層寒さが厳しくなってきましたね。

 

2月といえば、バレンタインデーを思い浮かべる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

街中を見てみると、店頭にバレンタインデーを知らせる広告が張ってあったりと盛り上がりをみせています。

 

チョコレートの種類にも様々なものがあり、味や見た目など個性的な物が多いなと感じます。

 

そんな中、先日見かけたのは「フェアトレードチョコ」というものです。

引用:https://web.hh-online.jp/hankyu-food/blog/sweets/detail/001228.html

 

最近よく耳にするようになってきましたが、どんなものなんだろうと疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は「フェアトレードチョコ」についてご紹介します。

 

発展途上国を救う〜フェアトレードチョコとは

 

フェアトレードチョコとは、公正な取引の元、生産されたチョコレートの事を言います。

 

フェアトレードを直訳するとその名の通り公正取引という意味になりますね。

引用:https://sdgs.kodansha.co.jp/news/knowledge/38329/

 

これは貿易の仕組みのひとつで、開発途上国で生産された

原料や製品を継続的に、かつ適切な市場価格で取引することを指します。

 

フェアトレードによって、社会的に立場の弱い労働者の生活を守り、そして経済的自立を促すことができるのです。

 

チョコレートの原材料であるカカオは代表的なフェアトレード商品のひとつと言え、そのほとんどが開発途上国で生産されています。

 

つまりフェアトレードチョコレートは開発途上国にて生産された原材料が公正に取引を行われ、労働者の生活を守っていることを証明しています。

 

◇選ぶことによるメリット〜フェアトレードチョコレートの貢献

 

ではフェアトレードチョコレートが社会的にもたらすメリットは何でしょうか。

具体的にまとめてみました。

 

①生産者の経済的支援につながる

先にもお伝えしましたが、原材料の生産者に対する支援に繋がります。

 

カカオ生産で生計を立てている発展途上国の生産者はのべ1400万人いるのだとか。

引用:https://acejapan.org/choco/childlabour

 

皆さんはカカオなどの輸出品の市場価格を決めるのは誰だと思いますか?

 

実は生産をしている国ではなく、国際市場の発展したロンドンやニューヨークなどが決定権を持っています。

 

そのため社会的弱者である生産者は不当な取引を強いられることが多い現状にあります。

 

しかし、フェアトレードがあることによって最低価格が補償され、公正な取引による利益によって労働者の生活が守られます。

 

これによって安定した生活ができるとともに、より高品質な生産に集中することができます。

 

環境保護へのアプローチ

フェアトレードは環境面においても貢献しており、生産地の環境を守ることに繋がっています。

 

フェアトレード商品として認証を得ている物の原材料は環境に配慮した方法で生産されています。

 

必要以上の価格物質を使わず、その土地が持続的に生産できるよう負荷を少なくして生産を続けています。

 

◇明るい未来にフェアトレードチョコレート

おいしさだけでなく、未来の社会や環境を考え貢献できる

フェアトレードチョコレート。

 

最近ではコンビニなどでも多く取り扱っており、気軽に購入することができます。

 

買うだけで労働者を貧困や飢餓から救い、生産地の環境までも守ることに繋がります。

 

そんなおなかも心も満たしてくれるフェアトレードチョコレートで今年のバレンタインをよりよいものにしてみてはいかがでしょうか。

 

では、また次のブログで。

 

参考URL:https://web.hh-online.jp/hankyu-food/blog/sweets/detail/001228.html

公式HP:https://an-k.co.jp/home/