こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
10月も中旬となり、最近肌寒い日も多くなってきました。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋などが挙げられますが、
特に私の中ではスポーツの秋としての印象があります。
普段からジョギングやフットサルなどを気軽に楽しみつつ、汗を流しています。
先日、新しくシューズを買い替えようと思って探していると大手スポーツメーカーのミズノより環境配慮型のランニングシューズが販売されたとのニュースを見つけました。
このランニングシューズ、従来の製品と比べ製造過程においてCO2を約20%削減することに成功したそうです。
そこで本日はミズノが取り組むSDGsの取り組みをこちらのシューズが製造された背景と共にご紹介します。
◇植物由来のランニングシューズシリーズ「WAVE NEO COLLECTION」
ミズノは、商品ライフサイクル(原材料調達~廃棄)から排出されるCO2を初めてオフセット(排出量の埋め合わせ)する
ランニングシューズ「WAVE NEO COLLECTION(ウエーブネオコレクション)」を販売しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000009202.html
このシューズは、原材料にリサイクルポリエステルや植物由来材料など、環境に配慮した素材を使用することで
CO2排出量を抑制し、またアッパーニット材料を無染色とすることで水資源を保全し、環境への負荷を低減しています。
この製品の誕生にはミズノが取り組んでいるSDGs活動が背景にあります。
◇ミズノが掲げるスポーツ用品で実現する環境保全
ミズノは、2050年にミズノグループの企業活動において、温室効果ガスの排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現を目指しています。
このカーボンニュートラル実現に向けて、製造工程の革新や再生可能エネルギーの活用等の取り組みを強化しているそうです。
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/carbon_neutral_01.html
あわせてリサイクルの推進、廃棄物の削減や水の効率的な利用など環境に配慮した取り組みを積極的に行っています。
この「WAVE NEO COLLECTION」も、ミズノが掲げるカーボンニュートラルの実現に向けて、「環境負荷を低減しつつも、パフォーマンスブランドとして高機能なランニングシューズを世に送り出したい」という強い思いから生み出されました。
また、これらのシューズの商品ライフサイクルにおいて排出されるCO2を吸収することを目的として、米国森林基金と協力し、ジョージア州のチャタフーチでロングパインツリー約10万本の植林を2022年1月から2月に実施しました。
https://www.jp.seicho-no-ie.org/active/eco/afforestation/
これらの樹木は、今後90年近い歳月にわたり、大気中のCO2を吸収し続けるそうです。、これにより、今期全世界で販売される「WAVE NEO COLLECTION」の商品ライフサイクルにおけるCO2排出量を植林によるCO2吸収量で埋め合わせできるそうです。
◇未来につながる取り組みを私たちでも
今回、「WAVE NEO COLLECTION」を例にミズノのSDGs活動についてご紹介しました。
日々使う商品がこういった形で環境保全に貢献している企業の商品を購入することで、私たちも
SDGsの取り組みに貢献できることは素晴らしいと思います。
また、ここまでで多く出てきた「カーボンニュートラル」というキーワード。
これは今後、持続可能な社会を実現するうえで必要不可欠な考え方です。
皆さんはカーボンニュートラルという考え方をご存じでしたか?
一般的な企業の中でも特に製造業の分野において積極的に取り組まれており、実は日々使っている商品も
環境に配慮した形でリニューアルされているなんて事も多くあります。
次回のブログではこの「カーボンニュートラル」についてご紹介できればと思います。
ではまた次のブログで。
参考文献
https://www.wwdjapan.com/articles/1438987