【SDGs】SDGsの目標達成に欠かせない「5つのP」とは 前編

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
今回は、SDGsをより深く理解するために、17の目標の考え方のベースとなっている
「5つのP」についてご紹介します。
これまでSDGsについて、様々な取り組みをご紹介してきました。
そのSDGsをより深く理解するためには、この「5つのP」という考え方が
重要となってきます。
ではSDGsがどう関係性があるのか、前編と後編に分けてご紹介していきます。

 

◇5つのPとは
まず、SDGsについて簡単に振り返ります。
SDGsはSustainable Development Goalsの略称で「持続可能な開発目標」を意味する
言葉です。
2030年までに、達成すべき国際目標として17の目標が掲げられており、世界中で
さまざまな取り組みが行われています。
このSDGsの目標を「5つのP」に分類することができます。
5つのPは、SDGsのベースとなる考え方や指針のようなものであり、17の目標
それぞれを分類することでより理解しやすくなります。

この5つのPは、

1,People(人間)
2,Prosperity(豊かさ)
3,Planet(地球)
4,Peace(平和)
5,Partnership(パートナーシップ)

の頭文字からとったものです。

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引用:https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/sdgs-5p/

では次に、この5つのPが17の目標に対してどのように分類されているのかを
ご紹介します。

1,People(人間)
SDGsの5つのPのうちのひとつは「Peaple(人間)」で、目標1~6にあてはまります。

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に

SDGsの1~6の目標は、すべての人が人間らしく生きるために必要な目標です。
「安全で安定的な生活の維持」「すべての人に対する人権の尊重」
「それらを継続していくために必要な教育の平等」などが挙げられており、
安心して生活できるための基盤である「すべての人が潜在能力を発揮できる社会」を
目指して掲げられた目標です。

2,Prosperity(豊かさ)
5つのPのふたつ目は「Prosperity(豊かさ)」に関する7~11の目標が分類されています。

7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを

Prosperityに該当する目標は、誰もが経済的に豊かで充実した生活が送れるような
社会にするためのものです。
人の豊かさのためには、経済成長や産業などの社会全体の発達が不可欠であり、
その恩恵を受ける人々の格差をなくす必要があると定めています。

残り3つのPについては次回のブログにてご紹介します。
ではまた次のブログで。

参考URL:https://sdgs.edutown.jp/info/five-p.html