こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
これまで様々なSDGsの取り組みをご紹介してきました。
2015年9月の国連サミットで採択され、現在では8年目を迎えたSDGs。
皆さんは具体的にどのような目標があるのかご存知ですか?
日常生活の中でもよく目にするとは思いますが、内容を知っている方は意外と少ないかもしれません。
そこで今回から達成目標の2030年まで残り7年となったSDGsが掲げる17の目標について、一つずつご紹介していきます。
◇改めてSDGsとは
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
下の写真は国連サミットでSDGsが採択されたことを記念して国連の壁にプロジェクションマッピングで各目標を掲げている様子です。
引用先:https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/
鮮やかに掲げられた目標がその当時の喜びを表していますね。
◇1、貧困をなくそう “地球上のあらゆる形の貧困をなくそう”
世界では、6人に1人(3億5600万人)の子どもたちが、
「極度にまずしい」暮らしをしています。
皆さんはこれを読んでどう感じますか?
私たちが暮らす日本は、経済的にも安定しており生活するにおいて貧困を感じることはかなり少ないと思います。
ただ世界に目を向けると6人に1人はとても貧しい生活をしている現実があります。
引用先:https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/no_poverty_sdgs/8427/
貧しさはあらゆる問題を引き起こします。
お金がなければ病院にも行けず、また十分な教育を受けることも難しいでしょう。
また貧しさを解消するために、子供の頃から働くことを選択せざるを得ず、より貧困の連鎖に引き込まれていきます。
実は日本も例外ではありません。貧困による生活の困窮化とそれによる子どもの貧困なども問題となっているのです。
厚生労働省*によると、生活保護を受給している人は全国で約204万人もいるそうです(令和4年3月時点)。
◇貧困を打破する取り組みとは
貧困の問題を解決するために、先進国が主体となり取り組んでいる事例をご紹介します。
例えばドイツ。
ドイツでは給付金や住宅手当といった経済支援を受けられます。
また育児手当や育児休暇に関しても法律で決められており、
子どもがいる世帯への支援も実施されている点が特徴です。
視野を広げると、世界の貧困層に向けて貧困支援を行なっている団体も多くあります。
ユニセフでは、栄養治療食やワクチン、えんぴつ・ノートなどのモノの支援を通じて
「教育が受けられない」「食糧が手に入らない」問題を減らすための支援を行なっています。
◇まずは知ることから始めよう
貧困問題は発展途上国だけでなく先進国でも発生している現実があります。
その問題解決に向けて国や慈善団体がさまざまな活動を行っており、私たち個人でも寄付などで貢献できることは多くあります。
まずは知ることからはじめ、そこからできるアクションをとっていくことが大事なのだと感じました。
では、また次のブログで。