皆さん。こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。
皆さんは年末年始はどう過ごされましたか?
私は年越し前に、近所の神社へお参りに行き今年1年の振り返りと新年に向けての抱負を祈願してきました。
その時、ふと空を見上げると星がすごくきれいに光っていました。
冬になると、星がよく見えますよね。
実は、星のほかにも光っているものがあることをご存じですか?それは『人工衛星』です。
現在、地球を回っている人工衛星の数はなんと12000個以上もあるのだとか。
一見きれいに見えますが、この半分がすでに運用を終了しており、ずっと地球を回り続けている、通称「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」と呼ばれております。
この宇宙ゴミがたまっていくと、いずれ宇宙を活用するためのスペースがなくなってしまい、将来において今後も利用していくことが難しくなっていきます。
そこで今回はこの宇宙ゴミを除去し、”持続可能な宇宙を目指して”将来のために取り組んでいる日本企業の活動を紹介していきます。
◇生活に欠かせない人工衛星とその背景
私たちがリアルタイムで世界の情勢を知ることや、スマートフォンの地図アプリで簡単に目的地にいけるのもすべて『人工衛星』のおかげです。
先ほども言いましたが、現在地中の周りには約12000個の人工衛星が回っており、その半分は運用を終了しております。
そういった運用が終わった人工衛星が宇宙ゴミとなり、地球の周りをぐるぐる回っています。
このほかにも打ち上げたロケットの破片なども含まれており、これらが衝突することでより細かな宇宙ゴミとなり、地球の大気圏を覆われてしまい、今後も利用することが難しくなります。
この問題は30年以上前から宇宙業界において問題視されてましたが、G7で議題に上がり注目を浴びました。
◇宇宙のロードサービス”アストロスケール”
この問題に取り組んだ企業がアストロスケールです。
この企業はビジョンに『将来の世代の利益のための安全で持続可能な宇宙開発』を掲げ、日々取り組んでおります。
世界でも初の宇宙ベンチャー企業を立ち上げた創業者兼CEOの岡田光信さんは、
「もしも宇宙が使えなくなれば、さまざまなサービスが停止してしまう。それを防ぐために、宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去サービスに取り組んでいる。」
と話してます。
ほかにもより身近にこの問題を感じてもらうために宇宙を題材にした漫画「宇宙兄弟」とコラボし、宇宙ゴミについて関心を高める活動も行っています、
調べる中で、宇宙という広い観点で今後の地球環境を見ていなかったのですが、広い観点で物事を見て、未来のために何ができるのかを考えるきっかけとなりました。
では、また次のブログで。
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