【新しい発想】傘のシェアリングサービス『アイカサ』について

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

前回のブログでは自転車を借りることのできる「シェアサイクル」についてご紹介しました。このシェアリングサービスは普段の生活の中に浸透しつつあり、自転車以外にも多くのシェアリングサービスがあります。

本日はそのシェアリングサービスの中で、傘のシェアリングサービスについてご紹介します。

◇傘のシェアリングサービス『アイカサ』について

皆さんも出先で急な雨に見舞われ、ビニール傘を買ってしまう経験があるかと思います。

そんな時に気軽に傘をレンタルできるサービスが『アイカサ』です。

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URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000036740.html

『アイカサ』は、1日70円で傘を使用することができる傘のシェアリングサービスで、スマートフォンのアプリからQRコードを読み取ることでレンタルすることができます。

現在『アイカサ』の設置場所は全国で約800箇所にあり、設置されたレンタルスポットで傘を借りられ、借りた場所とは別のレンタルスポットで返却することもできます。

最近ですと、山手線全30駅に84カ所のレンタルスポットが設置され、さらに便利になってきています。

◇『アイカサ』が生まれたきっかけ

日本は世界でもワースト1位の傘消費大国で、年間およそ1億2~3000万本の傘が消費されており、その中でも約8000万本がビニール傘と言われています。

また、皆さんがビニール傘を買う理由は「傘が欲しいから」ではなく「濡れたくないから仕方なく買う」という理由で、使い終わった後は捨てることがほとんどです。

そんな現状を変えるべく、必要な時に必要な人が使える仕組みを開発し、限りあるもので豊かに暮らす社会作りをテーマに掲げこのサービスがスタートしました。

今では無駄に傘を買わない、欲しい時にすぐに傘が使え、壊れても修理することができる傘シェアの仕組みを確立しております。

こういったシェアサービスの根幹にある考え方として「あるもので豊かに暮らす」という考え方があります。

このサービスを通して、SDGsの目標である「つくる責任、つかう責任」やまた、雨の日にも移動しやすくなることから「住み続けられるまちづくりを」につながってきます。

私たちの生活にある身近なものから変えていくことでより豊かな世界にまずは自分自身の取り組みで変えてみてはいかがでしょうか。

では、また次のブログで。

参考URL:https://www.sdgs-log.com/company_case/detail.php?id=179