ヨーロッパで生まれた福祉政策上の概念「インクルージョン」

こんにちは!

株式会社ANスタッフの西野です。



もうすぐ2021年が終わりますね。

今年の年末特番として、“ダイバーシティインクルージョンな世界”を音楽で表現する『J-WAVE YEAR END & NEW YEAR SPECIAL UNITED ORCHESTRA』FMラジオ局J-WAVEがオンエアされるそうです。

障がいを持つアーティストとともに年越しJAM セッションを行うみたいですね😆



このダイバーシティインクルージョンは、SDGsに関連する用語であり、音楽の世界でも使用されています。


そこで今回は、ダイバーシティインクルージョンインクルージョンという用語について話していきたいと思います。


インクルージョン


インクルージョン」とは1980年代にヨーロッパで生まれた福祉政策上の概念で、「社会的包摂」という意味があります。

教育やビジネスでも「インクルージョン」の考えが提唱されています。


※社会的包摂・・・社会的に弱い立場にある人々をも含め市民ひとりひとり、排除や摩擦、孤独や孤立から援護し、社会(地域社会)の一員として取り込み、支え合う考え方のこと。


ビジネスでは、企業内すべての従業員が仕事に参画する機会を持ち、それぞれの経験や能力、考え方が認められ活かされている状態にしていく。

教育では、健常児と障害児、つまり障害の有無といった視点ではなく、生徒一人ひとりに合った教育を行う考えとなっています。


企業での取り組み

例えば、ANAではグローバル化、60歳以上の活躍、女性活躍の推進、障がい者雇用の4つの目的を持って取り組んでいます。

そのうちの女性活躍の推進については、定期的に女性管理職向けのイベント、ANA-WINDSを開催しています。ANA-WINDSでは女性管理職が自身のキャリアプランを考えたり、女性管理職同士がつながったりすることができます。

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このようにインクルージョンの考えに沿って、女性や障がい者、お年寄りなどさまざまな人に対して企業で何が出来るか考え取り組んでいます。

社会が一丸となって取り組んでいくと、みんなでお互いに考えるようになり、誰でも活躍出来るような社会になりそうですね✨


それでは、また。次のブログで。


参考サイト

https://jinjibu.jp/keyword/detl/250/