食で未来をつなぐ、味の素のSDGsとは

こんにちは、株式会社ANスタッフの小泉です。

 

前回のブログでは、日本が世界に誇る自動車メーカートヨタSDGsへの取り組みについて紹介しました。

 

今回は、私たちの生活をより身近で支えているあの企業の取り組みについてご紹介します。

 

◇味の素とSDGs

味の素グループは、「うま味」の発見を起点に、

「おいしく食べて健康づくり」という創業の志のもと、

事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。

 

この考えの元、味の素は2009年に、責任あるリーダーシップを自主的に発揮しSDGsを達成するための世界的な枠組みに参加を表明しており、以降SDGsに対する取り組みを積極的に行っています。

 

また独自にASV(Ajinomoto Group Shared Value)という経営戦略も掲げ、社会活動を通して地域・社会・経済を成長につなげることを目指してます。

 

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それでは味の素が取り組むSDGsの活動を取り組み事例と共に紹介していきます。

 

◇味の素のSDGsに対する取り組み

 

①「ベトナム学校給食プロジェクト」

ベトナムでは現在、子供たちの栄養不良が社会的問題となっております。

 

その理由の1つに栄養士制度が確立されていないことが挙げられます。

そのため十分な栄養のある食事がとれず栄養が不足し、低身長・低体重の問題を抱える子供たちが多く暮らしております。

 

この問題を解決するために味の素は2012年に「学校給食プロジェクト」を立ち上げました。

 

このプロジェクトは、より栄養価の高い給食を各学校で提供できるように、献立のメニューブックを配布したり、献立を考えてくれるソフトウェアの開発などを行っています。

 

創業の志でもある「おいしく食べて健康づくり」の考えを食教を通して世界に発信をしています。

 

②「ガーナ栄養改善プロジェクト」

ガーナでは、貧困による栄養不足が原因となり、乳幼児の発育不良や高い死亡率に悩まされてきました。

 

そこで味の素は、栄養不足を解決するため、2009年から「ガーナ栄養改善プロジェクト」を始動し、

 

ガーナの伝統的な離乳食である"koko"(発酵したコーンを用いたお粥)に添加して使用する栄養サプリメント「KOKO Plus」の開発を始めました。

 

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このサプリメントは人間の成長に必要な必須アミノ酸が配合されており、

これを食べた子供たちは成長が良くなり、貧血などの改善もされ健康をサポートしています。

 

ここまで日本の企業が行っているSDGsの取り組みについてご紹介しました。

国内だけにとどまらず、世界で様々な活動を行っており、目標達成に向けて前進しています。

 

SDGsの掲げる目標は何も国・企業だけが取り組む問題ではありません。

 

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私たちの普段の生活の中で一人一人が意識を持って取り組むことが大切だと思います。

 

これからもSDGsについて皆様にお伝えしていきます。

 

引用URL:https://story.ajinomoto.co.jp/report/025.html