【SDGs】日本のSDGsの達成率と達成までの課題とは

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

これまで各企業が取り組んでいるSDGsの取り組みについてご紹介してきました。

2015年に制定されてからこれまで約6年間が経ち、2030年までの達成まで残すところあと約8年となります。

では、日本としてこれまで取り組んできたSDGsの活動は現在どれほどの達成率なのか気になりませんか?

そこで今回は日本のSDGsの達成率とこれから達成するまでの課題について紹介していきたいと思います。

◇日本のSDGs達成率と抱えている課題とは

まずはSDGsについて改めて説明します。

SDGsとは、社会問題の解消と持続可能な社会を目指し、2015年の国連サミットにて採択された『2030アジェンダ』を実現するための国際目標の事です。

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引用:https://note.com/sdgs_media/n/n13f1aafc7f40

このSDGsに取り組む国は、毎年その取り組み内容がスコアリングされレポートとしてまとめられ、ランキング形式で発表されております。

このSDGs達成率ランキングを通じて、日本の達成度合いが世界的にどうなのか見ていきましょう。

2021年6月に発表されたランキングは以下の通りです。

SDGs達成度ランキング2021TOP10

1位:フィンランド(85.9)

2位: スウェーデン(85.6)

3位: デンマーク(84.9)

4位: ドイツ(82.5)

5位: ベルギー(82.2)

18位:日本(79.8)

上位にランキングしていく国はSDGsの採択以前から国を挙げてサスティナブルな取り組みをしている北欧が多くランクインしております。

その中で日本は第18位なのですが、これまでの日本の最高位は11位で年々下降気味となっております。

では今後、日本がSDGsを達成するために現在抱えている課題とは何なのでしょうか。

ジェンダー平等

現在、日本で最も推進が進められている項目の一つがジェンダー平等です。

このジェンダー平等については今後のブログでより詳しくご紹介したいと思います。

この項目について指標となるのは国会議員の女性割合となります。

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引用:https://note.com/sdgs_media/n/n13f1aafc7f40

世界的な国会議員の女性の割合は平均で約25.5%といわれているのに対して、日本は約9.9%と全体で166位です。

この課題の他にも、循環型社会を実現するための再生可能エネルギーの取り組みや、森林・海洋の環境保全問題などがあげられます。

◇これからの取り組み

日本は世界的に評価され観光客からも人気の高い国です。

ただその一方で、ジェンダー平等の実現が他の先進国よりも遅れているなど、先進国として求められる見本となる姿には辿り着けていません。

SDGsでも目標達成まであと8年。

一見、私たちの身近に感じる問題と捉えきれない部分もありますが、一人ひとりの考え方や価値観を変化させていくことで着実に目標達成に近づいていくと思います。

では。また次のブログで。

参考:https://note.com/sdgs_media/n/nd770756f60d9