こんにちは!
株式会社ANスタッフの西野です。
前回は地産地消について紹介しました。
地産地消はSDGsに関連しており、環境に優しく、地元の活性化につながるというものでした。
他にもSDGsに関連する用語があります。
用語を知ることでより世界や日本がどのような取り組みをしているのか少しずつ分かってくると思いますので紹介していきます。
SDGs関連用語:イニシアティブ
みなさんはイニシアティブという言葉をご存知でしょうか?
イニシアティブは「構想を伴った自発的な取り組み」として使われる言葉です。
各企業や団体が自発的に署名・加入し、SDGsをはじめ国連が掲げる目標の達成に向けて自発的に行動する取り組みをする活動、組織がイニシアティブと言われています。
イニシアティブの企業の一つとして、大手企業三井グループの三井物産が参画しています。
三井物産は、2004 年10 月に署名、支持を宣言し、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの理事企業として参画していました。
その他にも三井住友、日立などの大手企業が参画しています。
※グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
持続可能な発展を目指すプラットフォームとして活動している組織。
では、企業はどのようなことに取り組んでいるのでしょうか?
例えば、三井物産はマテリアリティとSDGsと紐づけて事業・活動を推進しています。
※マテリアリティとは、自社に関わる「重要課題」のこと
取り組みの1つであるSedexは、倫理的なサプライチェーンの構築を促す目的で作られた、世界的な会員組織です。
Sedexとは、SMETAという監査手法を用いて加盟企業が倫理取引の監査を行います。この監査によって過酷な環境での労働、児童労働や強制労働が行われていないかなど、企業間で情報を共有することで、ビジネス慣行の改善を進めています。
また、企業自身で監査を行い、情報を共有できるため、企業間のやり取りで発生する毎回の監査がなくなることで効率化されます。
これらの活動はSDGsに掲げられた目標に貢献する取組として実施されています。Sedex以外にも取り組みはありますが、それについてはまた次回以降。
まとめ
企業のマテリアリティとSDGsを紐づけて一つ一つの企業が問題に取り組むと、どんどんイニシアティブのある会社が多くなり、さらに地球上の環境や人の様々な問題解決につながります。
私たちANスタッフもそのことを意識しながら仕事をしていきます。
それでは、また次のブログで。
関連ページ
https://www.mitsui.com/jp/ja/sustainability/philosophy/initiative/