【SDGsトークイベント】前田薬品工業のアロマブランドからつながる富山のエシカル

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

株式会社ANは、前田薬品工業株式会社とトークイベントを開催しました。

今回コラボした前田薬品工業は、SDGsエシカルといった地球環境や人との繋がりを大切にしています。

前田薬品工業は医薬品会社ですが、Taroma(タロマ)というアロマのブランドを出しています。

 

◆3歳の娘がSDGsを身近に感じる時代

 

今回トークイベントにいらっしゃった前田薬品工業の大久保役員には、3歳の娘さんがいらっしゃいます。

3歳の娘さんは家でカタコトで'えすでぃじーず'と言っているとのことです。

小さい子供にまでもSDGsが認識される時代になってきて驚きですね。

 

SDGsは、人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標のこと。

それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。

 

SDGsがビジネスとしてだけでなく、日常的にもスタンダードとなってきています。

 

そのような変化の中、前田薬品工業はSDGsに則したアロマのブランド『Taroma』を開発しました。

 

 

アロマは香りを楽しむといったイメージが強い商品ですが、アロマとSDGsがどういう関係にあるのか不思議ですね。

 

今回は、アロマとSDGsの関係性や前田薬品工業がどういう想いでアロマを作ってきたのかお話ししていきます。

 

◆ アロマブランド『Taroma』開発のきっかけ

 

前田薬品工業が提供しているアロマの開発のきっかけとなったのは、現社長である前田大介様がアロマの効果を実体験したときにあります。

 

前田様は会社がドン底にあった時に、過労やストレスなどが原因で身体が重くなり、起き上がるのも苦労するような期間がありました。その時に友人に紹介してもらったサロンでアロマを使った施術を受けたりハーブティーを飲んだりしたところ、身体や気分がスッキリして、身体を起こしアクションを起こせるまでの状態になったそうです。

 

海外で使用されているアロマは、調剤薬局においてあります。アロマは、香りを嗅ぐだけでなく、紅茶に入れて飲むこともあります。

 

人の身体やメンタルに対する力があるアロマを製薬会社が取り扱う必要があるのではと思い、開発するきっかけとなりました。

 

一般的に、日本に入ってきているアロマは海外のもの。

しかし、前田薬品工業のアロマは“薬の都”と呼ばれる富山から始まりました。

 

◆海外では医療用としてアロマが当たり前

 

海外のアロマはメディカルアロマとして使われています。

メディカルアロマとは、薬品の投与や手術という医療手段のみに頼らず、穏やかに人間の治癒力を引き出すメディカルアロマテラピーです。

 

海外のアロマは、医療用として調剤薬局に陳列されているものもあります。海外では医療費が高くどうしても払えないところのことで、自分の身体は自分で守らなければいけません。

予防としてアロマを使用しているところもあるといいます。

 

◆TaromaとSDGsのつながり

 

『Taroma』を発足し素材となるものを探していたところ、農業や林業において、不要になった廃棄物などをお金を支払って処分している現場を見ることがありました。

 

例えば、お金を出して捨てられるラベンダー祭りのラベンダー。

林業において、木の成長に合わせてその都度適正な本数を保つように調整してするために捨てられるヒノキの木。

鳥獣被害防止のためにとげがある柚子の木を植えた際に、実り熟した使うことのない柚子。

チューリップ花が咲いたら切られてしまう球根。

 

このような花や木などがもったいないなと思い、前田薬品工業が本来捨てられるものを買い取り、活用しようという流れになりました。。

 

例えば買い取ったチューリップの球根は、精油を化粧品などに使用しているようです。

 

この不要物を活用する動きは、最近流行しているアップサイクルというものです。

アップサイクルとは、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生することで、「創造的再利用」と呼ばれるものです。

 

前田薬品工業は売上の一部を購入元の企業に支払っており、素材を無駄にしないだけでなく、地元の企業の売上にも貢献しています。

 

前田薬品工業は地元・富山と人とのつながりを大切にしており、アロマも地域とのつながりから生まれたものともいえます。

 

◆前田薬品工業のこだわり

 

前田薬品工業はアップサイクルの原材料以外も、様々なこだわりを持ってアロマを作っています。

 

例えば、使用する水は素材からのうまみが取り出しやすい富山の湧き水を選んでおり、非常に硬度の低い軟水を使うことでより使い勝手の良いアロマを作ることができるのだとか。

 

他にも使用するラベンダーは機械ではなく手作業で摘み取ることで、青臭さが出る茎を避けながら良い香りのする花弁のみを収穫しています。

 

また、ラベンダーは収穫期間を6月から7月末という短期間で収めることで、収穫にかかるコストを抑えて安く提供できます。

 

◆ラベンダーのアロマのメリット

 

アロマには、香りがいいという点以外にもいい点が沢山あります。アロマには、リラックス効果があると言われています。

神経細胞に働きかけ、美肌効果につながる働きやアトピーの人にとっていい効果をもたらすのだとか。

さらに疲労軽減や制菌効果など色々効果があるようです。

色んなことに効果があるアロマは、薬局で発売されてもおかしくないですね。

 

◆前田医薬品業界がアロマに注力し続ける理由

 

薬や製薬会社を利用するのは、ケガや病気になってから、健康なときは不要という人がほとんどではないでしょうか?

大久保役員も「新入社員が初任給で買うものに医薬品は含まれていない」とおっしゃるように、医薬品を普段から取り入れている人は多くないと言えます。

 

しかし、前田薬品工業は医薬品や製薬会社は「不健康になってから必要とされる」という枠から抜け出し、「そもそも不健康にならないようにサポートする」立場になることが大切なのではないかと考えています。

 

そこで、気軽に日常的に取り入れてもらいやすいアロマに注力するようになりました。

 

Taromaのアロマは、香りだけでなく健康をサポートできるものを提供しています。



◆人を大事にしている

 

 

前田薬品工業は地元の人たちはもちろん、自社の社員の皆さんのことも大切にされており、人を大事にする姿勢は会社の働き方にも表れています。

 

働き方が多様化している現在、ライフワークバランスを大切にしたいという考え方が広まってきました。仕事とプライベートのバランスを大事にし、仕事以外の時間を有効活用しようという働き方が注目されています。

 

ここでいうプライベートは遊びを指すと考える人がほとんどではないでしょうか?

 

しかし、前田薬品工業は、遊びの制限はないけど、もっと働きたいという人の働き方はどうなのかという声を聞くことがありました。

 

会社で働いている時間が全てではない。

自分のやりたいことを会社の時間以外でもできるようにしており、業務をこなすだけでなく働きがいを持ってほしいという理由で、現在では社内副業みたいなことができるようにしています。

 

社員のことも地域のことも考えた働き方をしているんですね。

 

SDGsは目標ではなく通過点

 

前田薬品工業は、ハーブを使ったレストランやTaromaを使ったサウナなどの事業を展開しています。

SDGsはこの先地域活性化や地球環境などのためにやっていく目標ではなく手段だと捉えています。

 

今後前田薬品工業は、

「2030年に向けた成長戦略のなかで、売上目標はもちろんであるが、

社員一人ひとりが主役となり、ワクワクして将来の成長を感じられる、世界でも戦っていけるような企業にしていくこと。

働き方や女性の管理職の割合など多様性を含めて活躍する企業にすること。」

を目指しています。

 

同じ女性として今後女性が活躍していく将来に関心があるため、前田薬品工業のビジョンにワクワクしました。

 

◆さいごに

 

今回は、前田薬品工業さんとトークイベントを行いました。製薬会社が扱うアロマについて学ぶことがたくさんあり、前田薬品工業は地域とのつながりを大切にされていていることもわかりました。

SDGsというワードがなかった時代から、人や地元、環境のためを想った活動を当たり前のように昔からやっているところが素晴らしいなと思いました。

私たち株式会社ANも理念である「人×人」「地球×人」を大切にしているので、地球環境の保護だけでなく人とのつながりも大事にしていきます。

 

それでは、また。

 

タロマ

https://www.taroma.jp

 

引用元

アロマ研究

https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/info/vol15.php

 

メディカルアロマ

https://www.sayuaroma.com/med-aroma

 

ワークライフバランス

https://workstyle.ricoh.co.jp/article/work-life-balance.html

 

株式会社AN

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【エシカル】地球環境にやさしいナチュラルワイン

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

最近友達とレストランに行くことがありました。その時にワインを久々に飲みまして、美味しく感じました。

最近、ワインといえばナチュラワインが流行し日本の広い世代に広く定着してきています。ナチュラルワインは、地球環境にやさしく、環境に配慮しているワインです。今回は、ナチュラルワインについて話していきます。

 

ナチュラルワイン

 

環境や自然を尊重してワイン造りを行うという考え方によって造られているエシカルなワインです。

 

 

このワインは、ブドウや風土の個性を活かした農作物の延長としてのワインになっています。

ナチュラルワインは、にごりのあるワインはNGでしたが、自然なワイン作りのため澱やにごりがある場合もあります。

 

できる限り化学的な肥料や薬品や添加物を使用せず、また人的操作を行わずにブドウ栽培。それからワインも醸造されています。



◆農法の種類が豊富にある

 

ワインのぶどうの農法はエシカルです。

農法は、超自然農法。有機栽培農法。減農薬農法などがあります。

 

 

野生酵母で発酵させたワインや農薬や化学肥料を状況に応じて少量用いる農法。

 

酸化防止剤として使われている亜硫酸を使わないワインも存在します。しかし、亜流酸はワインを製造する過程で自然に出てくるもののようです。

 

飲みすぎると頭痛や二日酔いの原因にもなりますので注意ですね。

 

◆自然方式のワイン認証

 

「どんなワインが自然派に当てはまるのか」を一目でわかってもらうためにフランスのINAO(国立原産地名称研究所)などが、2020年『Vin Méthode Nature ヴァン・メトード・ナチュール(自然方式ワイン)認証』をつくりました。

 

ナチュラルワインは、法的な定義がありません。どこまでがナチュラルで、どこまでがそうではないのかがわかりにくく、造り手や地域によって考え方や捉え方にも違いがあり、実に曖昧模糊としたものでした。

 

これで、一目でどの商品がナチュラルワインであるとわかりますね。

 

◆さいごに

 

今回、ナチュラルワインを知りワインの種類やどんなものがあるのか知ることができました。

ナチュラルワインは、自然に出来たものが多いと思いますので、身体に環境に負担が少ないのだと思います。

最近では、地球に優しいだけでなく人の身体にも優しい製品が多くなってきていると思いますので、そのようなエシカル製品を購入していこうと思います。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7152aaa2be487df0d27ec5ee59d8b69853c5ae6

 

株式会社AN

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【エシカル】オーガニック大国・デンマークの環境意識

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

この頃私は、SDGsについて書くことが多いです。

日本だけでなく世界のSDGsについて調べていくうちに、

果たして一番大きく環境について取り組んでいる国とはどこなのか疑問に思うようになりました。

 

環境意識が高く、SDGsに取り組んでいるのはデンマークです。

デンマークは、オーガニック大国として一番大きく環境意識が高い国だとされています。

 

◆自転車大国デンマーク

 

デンマークは、気候への意識から自転車の利用が盛んで、人口当たりの自転車保有率が世界3位の自転車大国でもあります。

 

 

デンマークでは通勤に自転車を利用している方々が多く、電車内に自転車を持ち込めるスペースがあるようです。

デンマークの人になぜ自転車を使うのかと聞くと「環境保護のため」との回答が圧倒的に多いのだとか。

 

デンマークで自転車が多い理由は環境への意識があるからなのですね。

 

デンマークの取り組み

 

デンマーク政府は、2030年までにCO2排出量を70%削減するという目標を達成するために気候評議会が毎年専門的な評価を行っています。

政府は、気候行動に関する年次勧告を行うこと。毎年9月に大臣は気候変動プログラムを発表するなど実行のためのきめ細かい行動計画を示しています。

 

その取り組みの一つとして、デンマークで消費されるエネルギーを再生エネルギーによって供給しています。消費エネルギーは、3割以上が再生エネルギーとなっているようです。

 

デンマーク国民意識

 

デンマーク国民は、自転車以外にも食品の購入でSDGsに貢献しています。

 

 

オーガニック食品の売上は年々増え続け、国民の4人に3人が毎週のようにオーガニック食品を購入しています。

デンマーク人が購入する食品の12.8%がオーガニック製品になるのだとか。

世界のどの国よりも高いオーガニック市場シェアとなっています。

 

◆さいごに

 

今回は、デンマークの環境意識や取り組みについて話していきました。

デンマークの環境意識についての記事を見ていくうちに、私たちはまだまだ環境に配慮して行動できると痛感しました。

SDGsに貢献できるオーガニック食品など、常日頃から選択して日本や地球環境の未来をよくしていきたいです。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://forbesjapan.com/amp/51646

 

株式会社AN

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【SDGs】ダンボールのガチャガチャが登場

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

最近池袋に行ってみるといたるところでよくガチャガチャをみます。子供の頃していたのでとても懐かしいです。

種類が豊富にあり、みているだけでも楽しむことができました。

 

 

ガチャガチャで沢山種類があるということは、かなり多くの人がやっているのだと思います。

ガチャガチャから出てきたカプセルは回収箱に沢山入れられていきます。

 

カプセルの回収箱に入ったカプセルは、実際にはリサイクルされているところもあると聞きます。

SDGsの考えが世の中に浸透してきている中、他にどのような取り組みでSDGsに貢献しているのでしょうか。

 

そこで今回は、ダンボールのガチャガチャについて話していきます。

 

ダンボールのガチャガチャが登場

 

現在のカプセルは、プラスチックが主になっていますが、ダンボールでできたものも存在しており「ぺパポン」という会社が制作しています。

 

引用元:https://withnews.jp/amp/article/f0221028001qq000000000000000W0fm10101qq000025208A

 

ダンボールは、日本ではダンボールの回収率が95%となっているほか古紙利用率もほぼ100%なのだそうです。ぺパポン代表の横田敬之さんによると、「リサイクル時も金属や樹脂のリサイクルのように高温で溶解させるなどの環境負荷の大きい工程はない」と言われています。

 

「ぺパポン」では、リサイクル率ほぼ100%のダンボール素材を採用しているとのことです。

 

◆ガチャの中身がコオロギ!?

 

「ぺパポン」が制作している段ボール製のカプセルの中には、SDGsな商品が入ったものが誕生しているようです。

その商品には「コオロギガチャ」と「たねポン」というSDGsなものが入っています。

 

「コオロギガチャ」には、ピザ、ソース、カレー味のコオロギが入っているそうです。

 

コオロギは、地球に優しいエコ食材で代替タンパク質で栄養素が豊富で注目されているSDGsを代表する食材。

しかも昆虫の飼育は環境への負担が少ないのだそうです。

 

「たねポン」は、種子の輸入・販売をてがける「グリーンフィールドプロジェクト」とのコラボガチャガチャ。たねポンの中には有機種子が入っており、ぺパポン自体が植木鉢になります。種子は、ブロッコリー、ヘルシーミックス、赤ラディッシュ、ガーデンクレスの4種類あります。

 

色々なものを育てることができそうで面白そうですね。

 

◆ペパポンの特徴

 

ぺパポンの特徴は、リサイクル率ほぼ100%のダンボール素材を採用していることのほかに、

組み立てはすべて福祉作業所で行っているといった特徴があります。

 

福祉作業所と共に障がい者支援への取り組みについては、SDGsの8つ目の目標(働きがいも経済成長も)に当てはまり、「福祉作業所では、やりがいを持って働いてもらえていて、仕事が楽しいと言ってくれています」とのことです。



◆さいごに

 

今回は、ガチャガチャについてお話ししていきました。リサイクルのものだけでなくそもそもカプセルを変えていたり、ダンボール製のカプセルを作る過程も福祉作業所で制作していたりとSDGsの取り組みが素晴らしいと思いました。

「たねポン」といったSDGsに貢献出来るガチャもあるので、購入して育ててみようと思います。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://withnews.jp/amp/article/f0221028001qq000000000000000W0fm10101qq000025208A



株式会社AN

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【サスティナブル】ブラックサンダーで児童労働問題課題への取り組み

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

最近、頭を使う仕事が多くなったため、糖分として甘いものを食べることが多くなりました。

 

 

コンビニに通うとお菓子がとても魅力的に見えますね。食欲の秋なので、食べ過ぎには注意したいところです。いつもコンビニや100円ショップによく置いてあるブラックサンダー

ブラックサンダーの会社は、なんと児童労働撤廃の取り組みを行っています。

今回は、ブラックサンダーを製作した有楽製菓株式会社についてお話していきます。

 

◆児童労働問題の現状

 

世界には児童労働者が約1億6千万人いると言われています。これは世界の5〜17歳の子どもの10人に1人が労働していることになります。

 

世界の中で児童労働の割合がもっとも多いのは、サハラ砂漠以南のアフリカ地域です。

その割合は4人に1人となっており深刻な問題になっています。その中でカカオの産地ガーナでは児童労働の内94%がカカオ農家なのだそうです。

 

◆カカオ農家に支援を

 

こうした児童労働問題に対して解決すべく有楽製菓株式会社は、『ブラックサンダーを購入すると、子どもたちや自然を守る自立した農村作りに繋がる仕組み。』を作りました。

 

ブラックサンダー+支援金をつけて購入することで、カカオ農家での課題解決にお金を使用しているそうです。

カカオ農家での課題を改善することで生産・流通の健全化を進めていく独自のサステナビリティ支援プログラムなのだとか。

 

ブラックサンダーを購入することで、カカオ農家の生産性や児童労働問題の解決の糸口になっていくのであればWIN-WINの関係ですね。

 

SDGsブラックサンダー

 

2022年内にブラックサンダーに使用するカカオ原料を、児童労働撤廃につながる「スマイルカカオ」に切り替えるのだとか。

 

また、2025年までに使用するカカオ原料を全て「スマイルカカオ」へ切り替えることを目指しています。

 

引用元:https://www.yurakuseika.co.jp/shfc/

 

サステナブルカカオ原料(スマイルカカオ)はマスバランス方式です(認証原料と非認証原料が混合されることを認める調達方法)

 

すでに2022年9月に原料を切り替えており、88%が切り替え済みなのだそうです。ほぼ味に変化は見られないようで、とてもすごいと思いました。

 

◆さいごに

 

今回、ブラックサンダーの製造会社の有楽製菓株式会社の児童労働問題についてお話ししました。ブラックサンダーを購入することによって現地の農家の課題解決に繋がっていくというプロジェクトをやっていることは知りませんでした。手短にSDGsにすぐ貢献出来ることだと思いますので、ブラックサンダーを購入しに行こうと思います。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://www.yurakuseika.co.jp/news/ブラックサンダーは子どもたちの笑顔をつなぐ-一/

 

株式会社AN

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【エシカル】UpcycleLinoによる循環するものづくり

こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。

 

もう季節も変わり秋になりましたね。

気温も下がり新しい服を購入したいところです。

新しい服を探していたところ『nest Robe』というエシカルなファッションブランドの会社が新素材の服を出したようです。

今回は、『nest Robe』のエシカルな取り組みについて紹介していきます。

 

エシカルなもの作りをする会社『nest Robe』

 

皆様は、『nest Robe』という会社をご存知でしょうか?

『nest Robe』は、アパレル向けの縫製工場を営んでいたネキストが2 0 0 5 年にスタートさせた自社ブランドです。日本の産地と工場の技術を継承していくために、天然素材を使った服を日本の産地で作ると決めて服を作り始めました。

 

『nest Robe』の服は、リネンをはじめとした上質な天然素材を使用し、着心地や素材感にとことんこだわったシンプルで実用的なものを提供しています。

 

『nest Robe』は、UpcycleLino(アップサイクルリノ)というプロジェクトで新たな洋服作りに取り組んでいます。

 

◆UpcycleLino(アップサイクルリノ)とは

 

UpcycleLinoとは洋服を作る際に出てしまう“裁断くず”を原料に新たな洋服を作るアップサイクルプロジェクトです。

 

 

本来であれば捨てられるはずの廃棄物にデザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせます。

 

『nest Robe』では、裁断くずを細かく粉砕し、綿状にし、撚り糸にする。そうしたアップサイクル糸で織り上げた生地を使用し、新たな洋服を作りだすといったゴミを出さない完全循環型のモノづくりをしているようです。

 

エシカルな新素材

『nest Robe』は洋服を作る際に出てしまう「裁断くず」を活用し、UpcycleLinoにより登場したのがこのウール混デニムです。

 

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000070950.html

 

このデニムは、経糸にコットン、緯糸にウール×アップサイクルリノ糸を使用し、ドビー織機で織り上げたものとなっているようです。

 

ぜひ新素材の服を着てみたいですね。



◆さいごに

 

今回は『nest Robe』についてお話しさせていただきました。エシカルな取り組みとしてアップサイクルといった地球環境について考えていたり、天然素材で人にも優しい素材を利用していたりする取り組みをしていて素晴らしいなと思いました。

私も地球環境に優しいエシカルな服を使用していきます。

 

それでは、また。

 

参考サイト

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000070950.html

 

株式会社AN

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【環境保全が加速する】ミズノ新作「WAVE NEO COLLECTION」でCO2排出ゼロな社会に

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

10月も中旬となり、最近肌寒い日も多くなってきました。

秋といえば、食欲の秋、読書の秋などが挙げられますが、

特に私の中ではスポーツの秋としての印象があります。

普段からジョギングやフットサルなどを気軽に楽しみつつ、汗を流しています。

先日、新しくシューズを買い替えようと思って探していると大手スポーツメーカーのミズノより環境配慮型のランニングシューズが販売されたとのニュースを見つけました。

このランニングシューズ、従来の製品と比べ製造過程においてCO2を約20%削減することに成功したそうです。

そこで本日はミズノが取り組むSDGsの取り組みをこちらのシューズが製造された背景と共にご紹介します。

◇植物由来のランニングシューズシリーズ「WAVE NEO COLLECTION」

ミズノは、商品ライフサイクル(原材料調達~廃棄)から排出されるCO2を初めてオフセット(排出量の埋め合わせ)する

ランニングシューズ「WAVE NEO COLLECTION(ウエーブネオコレクション)」を販売しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000009202.html

このシューズは、原材料にリサイクルポリエステルや植物由来材料など、環境に配慮した素材を使用することで

CO2排出量を抑制し、またアッパーニット材料を無染色とすることで水資源を保全し、環境への負荷を低減しています。

この製品の誕生にはミズノが取り組んでいるSDGs活動が背景にあります。

◇ミズノが掲げるスポーツ用品で実現する環境保全

ミズノは、2050年にミズノグループの企業活動において、温室効果ガスの排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現を目指しています。

このカーボンニュートラル実現に向けて、製造工程の革新や再生可能エネルギーの活用等の取り組みを強化しているそうです。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/carbon_neutral_01.html

あわせてリサイクルの推進、廃棄物の削減や水の効率的な利用など環境に配慮した取り組みを積極的に行っています。

この「WAVE NEO COLLECTION」も、ミズノが掲げるカーボンニュートラルの実現に向けて、「環境負荷を低減しつつも、パフォーマンスブランドとして高機能なランニングシューズを世に送り出したい」という強い思いから生み出されました。

また、これらのシューズの商品ライフサイクルにおいて排出されるCO2を吸収することを目的として、米国森林基金と協力し、ジョージア州のチャタフーチでロングパインツリー約10万本の植林を2022年1月から2月に実施しました。

https://www.jp.seicho-no-ie.org/active/eco/afforestation/

これらの樹木は、今後90年近い歳月にわたり、大気中のCO2を吸収し続けるそうです。、これにより、今期全世界で販売される「WAVE NEO COLLECTION」の商品ライフサイクルにおけるCO2排出量を植林によるCO2吸収量で埋め合わせできるそうです。

 

◇未来につながる取り組みを私たちでも

今回、「WAVE NEO COLLECTION」を例にミズノのSDGs活動についてご紹介しました。

日々使う商品がこういった形で環境保全に貢献している企業の商品を購入することで、私たちも

SDGsの取り組みに貢献できることは素晴らしいと思います。

また、ここまでで多く出てきた「カーボンニュートラル」というキーワード。

これは今後、持続可能な社会を実現するうえで必要不可欠な考え方です。

皆さんはカーボンニュートラルという考え方をご存じでしたか?

一般的な企業の中でも特に製造業の分野において積極的に取り組まれており、実は日々使っている商品も

環境に配慮した形でリニューアルされているなんて事も多くあります。

次回のブログではこの「カーボンニュートラル」についてご紹介できればと思います。

ではまた次のブログで。

 

公式HP:https://an-k.co.jp/home/

参考文献

https://www.wwdjapan.com/articles/1438987

https://corp.mizuno.com/jp/sustainability/sdgs

https://corp.mizuno.com/jp/news-release/2022/20220915