こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
このエコお米には、スーパーの生ごみをたい肥化したものが使われています。
◆スーパーの生ごみ
酒田市のトー屋というスーパーでは、年間150トンもの非可食部分が出るそうです。
トー屋では、利用客がすぐに使ったり食べたりできるよう、野菜や果物の芯や皮などを丁寧にカットしているため「食べない部分」が必ず出てしまうそうなのです。
焼却処分ではない、別の方法を検討した結果、非可食部分を堆肥化することにたどり着きました。
◆堆肥がつくられるまで
スーパーから出た野菜くずや生ごみは、鶴岡市内の専門業者の施設に集められ「堆肥化」されているそうです。
施設で使われている装置は、発酵菌が入ってる「急速発酵装置」。
この装置を使うと堆肥は2週間でできるのだとか。
しかも臭いが少なく、栄養価も高いのだとか。
この堆肥でお米を作ることができれば、非常によいお米が育ちそうですね。
このSDGsな取り組みは2019年に優れたリサイクルシステムとして県の認証を受けています。
◆食品リサイクル法
このような捨てられていたゴミを再利用する取り組みが多くなったのは、2000年に「食品リサイクル法」という法律ができたことが理由の一つとしてあるといわれています。
以前は、ほとんどが生ごみとして捨てられ、燃やされていました。
ですが、この「食品リサイクル法」のおかげで、生ごみを何とか上手に使おうという取り組みが盛んになってきたそうです。
◆最後に
酒田市のスーパーのト一屋さんは、食品リサイクル率は「100%」を達成しているそうです。
例として、魚の内臓などは「フィッシュミール」。揚げ物の廃油は「家畜のエサ」へ。
さらに、地元の大学と連携して食べ物の無駄をなくすフードドライブの取り組みも行っています。
とても、SDGsに直結したフードロスをなくす取り組みでとても素晴らしいなと思いました。
私自身もこの取り組みを実施している人たちのように出来ることをやっていきます。
それでは、また。
参考サイト
https://www.sakuranbo.co.jp/sp/news/2023/08/04/2023080400000006.html
株式会社AN