【新たな姿に】ユニクロの『RE.UNIQLO』とは

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

 

みなさんはユニクロでよく洋服を買われたりしますか?

実はユニクロも衣服ロスに真摯に向き合っている企業の一つなのです。

 

先日も新しく洋服を購入しに行った際、面白いものを発見しました。

それがこちらです。

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こちらは不要になったユニクロや他系列店の服を回収するための回収ボックスです。

 

現在、衣服ロスが深刻な問題として取り上げられている中、ユニクロなどを展開しているファーストリテイリングは使用済みの衣服を回収し、新たな形に変える取り組みを行っております。

 

今回は、そんな「衣服ロス」の問題に対してファーストリテイリングが行っている取り組みを紹介します。

 

ユニクロの取り組み『RE.UNIQLO』とは

 

「衣服ロス」とは、新品だったりまだ使えるにも関わらず廃棄される衣服のことです。

なんと、日本だけでも年間15億着以上の衣服が廃棄されていると言われております。

 

「衣服ロス」の問題はただ衣服がゴミになると言うだけではありません。

 

問題は製造の工程の中に含まれるエネルギーの使用量で、その生産工程のなかで環境に大きな負荷をかけています。

 

例えば、衣服を製造する上で必要な布ですが原材料は綿花です。この綿花を栽培するにも大量の水が必要となります。ちなみにTシャツ一枚を作る時に使用する水の量はなんと約2,700Lです。

 

この「衣服ロス」を解決するための活動として、ファーストリテイリングユニクロで全商品をリサイクル、リユースする取り組み「RE.UNIQLO」を進めています。

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https://www.mec-markis.jp/mm/shop/news/?act=315740&f=shop

 

この取り組みで回収した衣類は、リユースにて使用する物とリサイクルで新たに生まれ変わるものに仕分けられます。

 

リユースでは、回収した衣服をさらに細かく仕分けし、世界中のNGONPOとともに、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けています。この活動により、79の国や地域に4,619万点もの衣類での支援を行なってきました。

 

リユースで使用できない衣服はリサイクルされ、二酸化炭素の排出量が少ないエネルギー源である固形燃料や、自動車に使われる防音材に生まれ変わります。

 

さらに、最近では新たな取り組みとして、ダウン商品を皮切りに「服から服へのリサイクル」も推し進めています。

 

これらの活動により、ただ捨てられるはずだった衣類が新たな形で生まれ変わり、衣類ロスの問題の解決に携わっております。

 

以前紹介した「アップサイクル」の考え方にもすごく似ていますね。

 

この取り組みも、私たちの身近で取り組めるSDGsの取り組みだなと感じました。

 

私も今後、着なくなった衣類を持ち込む事で、世界の「衣類ロス」に役立てていければなと思います。

 

ではまた次回のブログで。

 

参考URL:https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/planet/clothes_recycling/re-uniqlo/product/

当社HP:http://an-k.co.jp/home/