食事で未来を作る。話題のプラントベースフードとは

こんにちは。株式会社ANスタッフの小泉です。

 

先日帰省した際、体調を気にしている両親が「プラントベースフード」を普段の食事に取り入れ始めたと話していました。

 

「プラントベースフード」とは植物由来の素材を使用した食品だそうです。

引用:http://www.otsukafoods.co.jp/soymeatlabo/article/what_is_plant_based_food.php

 

以前は味があまり好みではないという理由で食べていなかったそうですが、味があまりおいしくなかったそうです。

 

しかし母曰く、最近では味のバリエーションに富んでおり、味もかなり改良されおいしくなっているよと話しているのを聞き、興味がわきました。

 

そこで今回は「プラントベースフード」について皆様にご紹介していきます。

 

◆サスティナブルな食べ物「プラントベースフード」

 

「プラントベースフード」とは文字通り、植物由来のものをベースにした食品です。

 

私たちの昔からなじみのある「プラントベースフード」として有名なのが豆乳です。

 

これは牛乳の代わりとして活用されるプラントベースフードですね。

 

ここ数年で「プラントベースフード」の商品は開発が進んでおり、今では野菜や果物だけではなく肉や魚の代わりとなるものも登場しています。

 

健康や環境への配慮など様々な理由で選ばれている「プラントベースフード」

 

ではどのような点でメリットがあるのでしょうか。

 

◆「プラントベースフード」の強み

世界的にも注目を集めつつある「プラントベースフード」ですが、注目される理由として3つの強みがあります。

引用:https://www.profoods.co.jp/plantbased

 

①環境に優しい

強みの一つ目は生産過程がエコである事です。

 

主に動物由来の食材は生産過程において二酸化炭素やメタンガスなどが発生します。

 

環境省が策定している「環境・循環型社会生物多様性白書」では、家畜から排出されるガスが環境への負荷になると懸念しているほどです。

 

その点、「プラントベースフード」は、限りある資源を節約し、地球環境に配慮できるとともに地球温暖化の対策としても期待されています。

 

②健康的な食生活

おいしく食べながら栄養も取れるのが「プラントベースフード」の魅力のひとつです。

 

現代において、食生活の多様化が進んだ一方、糖尿病やがん、心臓病などの生活習慣病も多くなってきました。

 

「プラントベースフード」には体の調子を整える効果を期待できる成分が含まれており、動物性たんぱく質の3%を置き換えるだけで死亡リスクを下げることができるそうです。

 

健康管理においても優秀な食材と言えますね。

 

③新規市場の拡充

3つ目は経済面でのメリットです。

 

これまではニーズが少なくあまり注目を集めていませんでした。

 

しかし、今では世の中のニーズにマッチするものとなり、市場の開拓を大いに期待できる商品と言えます。

 

これまでの市場の動きとして、2016年時点での植物系の代替たんぱく質の市場は111億円でした。

 

それが3年後の2019年には178億円と約162%も市場が拡大しています。

 

このペースで進めば2035年には2,209億円に達するという試算もされています。

 

間違いなく今後市場規模が大きく拡大することが期待されていると言えますね。

 

◆食で未来を作る

植物由来の「プラントベースフード」は動物性の食材に比べ健康面・環境面においてメリットが大きいと言えます。

 

今食べている食事が未来の自分を作っていると考えると普段の食生活も意識してみるとよいかもしれません。

 

今後の未来をよりよくするために、皆様も普段の生活に「プラントベースフード」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

では、また次のブログで。

 

参考:https://smartagri-jp.com/food/3246

公式HP:https://an-k.co.jp/home/