こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
昨年のワールドカップを観た人はいらっしゃいますでしょうか?
私は友達と観戦して胸が熱くなりました。
惜しくもベスト16でしたが中々熱いプレーがありましたね。
ところで、選手たちが着ているユニフォームは、どこのブランドであるかご存知でしょうか?
そのブランドとは「adidas」です。
選手たちが大会の時に着ていたユニフォームはサスティナブルなものなのだとか。
今回は、「adidas」について話していきます。
「adidas」が提供している日本代表選手のユニフォームは、40%以上のリサイクル素材で出来ています。
今大会で、初めて生地に海岸などで回収したプラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれたパーレイ・オーシャン・プラスチックを採用しているそうです。
パーレイ・オーシャン・プラスチックとは、海洋環境保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」と「アディダス」が共同開発した素材です。
引用元:https://the-ans.jp/news/267091/
ユニフォームには、クーリング効果を発揮するテクノロジー「ヒートレディ」というものが搭載されています。通気性、速乾性、冷却性が、パフォーマンスの前後、および最中に体温が上昇する選手の状態を快適にしてくれるようです。
コラボレートにより実現したこのユニフォーム。エコ素材でもかなりの性能。
adidasはなんと、ユニフォームだけでなく、公式のサッカーボールまで制作しています。
1970年に開催されたメキシコ大会から今回のカタール大会まで、制作を担当しているそうです。
◆海洋環境保護団体パーレイ
海洋環境保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」は、2015年に設立され多くの企業とコラボレートしてきました。
adidasとの取り組みは、今からおよそ8年前にスタートしています。パーレイ・オーシャン・プラスチックを使用した製品は、現在では、一年で1800万個以上も製造されるほどになっているようです。
「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」は、海の美しさと脆弱さへの社会の認識を高めることを目的とし、海のプラスチック汚染を終わらせるためのプログラム「A.I.R.」戦略を展開されています。
「Avoid(防ぐ)」「Intercept(回収する)」「Redesign(再利用する)」の三つのキーワードを掲げており、モルディブ、スリランカ、ジャマイカなどで清掃活動をして海ごみを回収しています。
◆さいごに
今回は、adidasと海洋環境保護団体の「パーレイ」との取り組みについて話していきました。
ワールドカップで初のサスティナブルな服を提供してさらにサスティナブルなものを開発しています。
adidasと海洋環境保護団体の「パーレイ」とコラボレートしたユニフォームは機能としてもサスティナブルとしてもとても素晴らしいもので、今後も地球環境によくていいものを制作していって欲しいです。
それでは、また。
参考サイト
https://www.e-begin.jp/article/283883/
株式会社AN