こんにちは、株式会社ANスタッフの西野です。
私は以前、スターバックスに行ってきました。
スターバックスには、季節限定商品がたくさんあり、ついつい気になって買ってしまいます。
最近スターバックスのドリンクのストローは、プラスチックのストローではなく、紙ストローとなっていますね。
サスティナブルや環境を意識して、プラスチックストローを紙ストローにしている企業も沢山あり、サスティナブルな未来へ向けた取り組みも数多く存在します。
現在では、紙ストローではなく草ストローになっているところもあるとご存知でしょうか?
そこで今回は、草ストローについてお話をしていきます。
◆紙ストローの始まり
そもそも紙ストローが使われ始めたのは、プラスチックによる海洋汚染があることからと言われています。
プラスチックは、耐久性が高く腐敗しないという特徴があります。そのためきちんと処理されず海などに捨てられてしまうと、分解されず残り続けるといった問題があります。
さらに、捨てられたプラスチックを小さい魚が食べ、小さい魚を大きい魚が食べます。
その魚を人間が食べるといったことにもなるので私達自身が自分の健康を害しているのと一緒なのです。
このまま放置していると海がプラスチックだらけになってしまいますね。
◆紙ストローの特徴
プラスチック問題で、一番初めに大手企業としてプラスチックストローを紙ストローに変えたのは、あの大手のマクドナルドです。
紙ストローの特徴は、プラスチックストローのように残り続けませんし、リサイクルもすることも可能です。
紙ストローには、再生紙を利用しているものや水に触れてふにゃっとならないように100%天然添加物のコーティングをしているものもあり、環境にとても優しくなっています。
しかし、紙ストローは長時間使うとふやけてしまう、唇にくっつく感覚が苦手という人も少なくありません。
◆さらにサスティナブルな草ストローへ
現在では、紙ストローから草ストローに変える企業が増えてきているようです。
草ストローの特徴は、環境に優しいのはもちろんですが、紙ストローにコーティングが不要で、水分を含むと耐久性が増すのだとか。
長時間使えることが出来るのでストローとして申し分ないですね。
プラスチックのような快適な使い心地かつ紙のようなエシカルが期待でき、私も今後積極的に草ストローを取り入れようと思います。
https://ideasforgood.jp/2020/07/16/hayami/
この草ストローのブランドを立ち上げた大学生がいます。東京農業大学4年生の大久保夏斗さんです。
きっかけは、日本の一人あたりの使い捨てプラスチックごみの量が世界的に多く、当時世界的に脱プラスチックの動きがあったようです。そこで、日本も取り組みを進めていかなければならないのではないかと思ったところから兄とベトナム人と3人で協力して起業されました。
大学生で環境について考えて起業まですることはとても素晴らしいですね。
◆さいごに
プラスチックストローは、環境問題がきっかけで紙ストローになり、現在では、草ストローになっているところもあります。
このような動きも見て、改めてプラスチック問題について私たちも考えなければならないというきっかけにもなりました。
私たちもサスティナブルな未来へ向け取り組んでまいります。
それでは、また。
参考サイト
https://www.sustainablebrands.jp/sp/article/story/detail/1196794_2141.html
株式会社AN